学校で生徒と向き合っていた私が、ポジウィルで大人と向き合う理由
初めまして!改めて自己紹介です!
ポジウィルでカウンセラー、トレーナーをしております、岸本優樹です。
このnoteでは自己紹介と、私のキャリア、そしてポジウィルで働いた先にある世界のお話しをさせていただきます。
「実際にトレーニングを担当させていただいた方のnote」
楽しかった体育教員時代
私は少しだけ運動が得意な、どこにでもいるわんぱく少年でした。
足が速くて調子に乗り、運動会で目立つことだけを考え、少年野球でも目立つことを考え、自分勝手すぎたのか小学校の頃の野球チームでいじめられたりもしました。(簡単に書いてますが、当時は野球やめようかと思ったくらい辛かったです。)
家族は両親に弟、妹の5人家族。
お金はあまりないながらも、仲が良く、みんなで協力して楽しい家庭を築いていました。
高校まで野球もやらせてもらって、大学にも行かせてもらいました。
ただ、なるべくお金がかからないように塾には行かず、国立志望でなんとか東京の大学へ進学。
進学した大学の学生のほとんどが教員志望であったため、私も教員免許を取りました。
この時は教員になる気はさらさらなかったです。
しかし、就職活動をするのが億劫で、一切せずに気がついたら卒業……。卒業式の日でもまだ仕事が決まっておらず、なんとか先輩の紹介で小学校の非常勤講師としてキャリアをスタートさせます。
そこでの教員生活は、なんとまあ楽しいこと!
子供は可愛いし、先生たちもキラキラ輝いているし、「これが先生という仕事なのか!おもろいやん!」と感動した記憶があります。
その後、しっかりと教員を目指すことを決め、東京の中高一貫校の体育教員として勤務を始めました。
そこでの3年間はとても幸せでした。
私はとことん人に関わることが好きだったので、目の前の生徒に向き合い続けることによる大変さはあったかもしれませんが
今でもここでの仕事は一番楽しかったと自信を持って言えます。
自分が何気なく伝えた一言を今でも覚えてくれている生徒がいたり、「先生を見て、体育の先生になってみたいと思った!」と言ってくれる生徒がいたりと、日々生徒たちが成長していく姿を見るなかで、自分自身もたくさんのことを学ばせてもらいました。
大好きな環境を捨て、ITベンチャーへ
そんな楽しい毎日を送るなかで、「キャリア教育」をするにあたって、自分のキャリアに対する解像度の低さを感じるようになりました。
そもそも「キャリア教育」とは、子供たちが将来、社会的・職業的に自立し、社会のなかで自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現できるようにすることです。
しかし、ビジネス経験がない私は、生徒に対して本質的なキャリア教育ができないことにもどかしさを抱えていました。
そこで、教員から民間企業への転職を決意し、大好きだった体育教員を辞める決断をしました。
そして、成長速度が速くビジネス経験を積めるという理由から、ベンチャー企業に入社しました。
教員から未経験でベンチャーに転職するなど考えられないので、同僚には「やめておきなよ」と何度も止められました。
しかし、自分のキャリアに説得力を持たせるためにも、キャリア教育を実感を持ってやるためにも、今このタイミングで外に出るしかないと行動を起こしました。
悪戦苦闘する日々のなかで思い出した違和感
転職して目の当たりにした現実は「何もできない自分」。
正直なところ、教員時代は仕事もそつなくこなしていたため、未経験でもある程度はどうにかなるだろうと考えていました。しかし、蓋を開けてみたら全く通用しません。
一緒に入社した同期との研修では、最初は横一線だったはずなのに気が付いたら1人、2人と研修を卒業していきます。
自分はというと、現実を直視することができず「他責」にする日々を過ごしていました。
しかし、あるときチーム配属が変わり、新しい上司に言われた言葉が転機になりました。
「岸本くんって、入社してから何してるの?」
その言葉に、目の前が真っ白になりました。
入社して半年が経っていました。
その方の言う通りでした。
これまで言い訳をして、何も行動しようとせず、ただただ現状に不満を漏らしていた自分に、はじめて真正面から向き合ってくれた方でした。
まずは自分が真剣に取り組まないと、キャリアについてなど語れるはずがない。送り出してくれた子供たち、先生方に顔向けができない。
そう一念発起してから、とにかく目の前のことを全力でやろうと考えました。
その後も何度もその上司や、他の先輩方に叱咤激励をしていただきながら、チームのマネジメントを任せていただいたり、会社のバリューを一番体現している賞をいただいたりと、時間はかかりましたがようやく自分らしいキャリアを切り拓くことができました。
今でも当時の先輩方には感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、この頃から「人の悩みに寄り添って、自分らしく働くためのサポートがしたい」と思うようになりました。
というのも、チームのマネジメントをするなかで「仕事が楽しくない・辛い・やめたい」と悩む後輩がとても多い現状を目の当たりにして、教員時代に抱いていた違和感を思い出しました。
それは「大人になりたくない」という子供が多いことです。子供たちと話すなかで「大人は毎日仕事が楽しくなさそう」「楽しそうな大人が身近にいない」など、大人を見て育つ子供たちが希望を持てない状況であることに気がつきました。
そして、教員時代に転職を考えていたときも、「子供たちが未来にワクワクできて、大人になりたいと思ってもらうためにはどうしたら良いのだろうか」と、漠然と考えていたことを思い出しました。
これをきっかけに、「まずは大人がイキイキと働く社会を作るために、人の悩みに寄り添って、自分らしく働くためのサポートがしたい」という気持ちが強くなっていきました。
徹底的に個人に向き合うために
そこから、HR企業への転職を志すなかで見つけたのが、企業の採用活動を支援する事業をメインにしている会社でした。
「華金の愚痴をなくし、仕事の満足度を高めながらイキイキと働ける世の中を作る」という想いを持って事業を展開しており、ここなら自分のやりたいことができるかもしれないと考え、転職しました。
社員数は10人程度しかいなかったため、なんでも権限を持って働かせてもらいました。事業部のリーダーをさせていただいたり、新規事業を任せると言ってもらえたり、とても充実した日々を過ごしていました。
そんなある日、Twitterであるサービスを見つけます。
それが「あるべき、こわそう。」をミッションに掲げたポジウィルでした。
見つけた瞬間、「まさに自分がやりたいことだ!」と衝撃が走りました。
採用活動の支援を行うなかで、組織ではなく、より個人と向き合い、個人のキャリアをサポートしていきたいと考えていた私は、すぐさま面談を申し込みました。
人事、役員、代表の金井と話をして、この事業が目指す世界を知り、自分もそこに携わりたい!という気持ちでいっぱいになりました。
何より、金井の話を聞いて「この人の下で働いてみたい!」と強く思ったこともきっかけです。
仕事が楽しくないと感じている方へ
そんな経緯で、私は今、ポジウィルでトレーナーをしています。
私はこれまで様々なキャリアを歩んだからこそ、実感を持って確信していることがあります。
それは、「より多くの選択肢を知ることは人生の可能性を広げる」ということです。
誰かの受け売りなのですが、とても気に入っている言葉があります。
この言葉は真理だと思っていて、ある程度やりたいことがあったとしても、そのやりたいことができる仕事や環境を知らないと、選択肢にすら上がってきません。
例えば、ゲームが好きで得意だったとしても、eスポーツを知らない人は、好きで得意な「ゲーム」がまさか仕事になるなんて想像もつかないわけです。
私はみなさんと対話することで、みなさんのなかに眠っている熱い感情を引き出し、可能性を広げるお手伝いをしたいと思っています。
そんな想いを持って、トレーナーとしてみなさんと真正面から向き合わせていただきます。
トレーニングでみなさんとお会いできることを楽しみにしています。
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素敵なカウンセラーがみなさまをお待ちしております。
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