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真夜中の静かなる闘志『為替介入』



ドル円:150.161→147.339

●ニューヨーク外国為替市場
円相場が対ドルで心理的節目の150円を下回った。
昨年10月に記録した1990年以来の安値に近づいており、日銀の為替介入を警戒。
市場では通貨当局による円買い介入への警戒感が高まっていた。

→米8月JOLT求人件数が予想外に増加したことにより、ドルは一旦下落する格好かと考えられたが、
ここにきて、機関投資家「ダマシ」上昇(ドル買い)が発生。
ロングエントリーしていた投資家は損切りを余儀なくされた。
150.161までブレイクアウトしたことを受け、おそらく日銀は為替介入したと考えられる。

●円安進行の背景:日米の金利差
米金融当局は経済の底堅さを背景に高金利を長期間維持する姿勢。
米長期金利は2007年以来の水準まで上昇。
日銀は主要国で唯一マイナス金利政策を継続。
7月のイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)柔軟化後も臨時の国債買い入れオペなどを行使。
長期金利の急速な上昇を抑える姿勢。

●鈴木俊一財務相
3日に円安進行について「引き続き、高い緊張感を持って万全の対応をしていく段階」と発言。
1ドル=150円の水準が為替介入の節目になるのかとの質問には、「水準そのものは判断基準にならない。
あくまでボラティリティーの問題」との見解。

●JOLTS求人件数(8月)
結果 961.0万人
予想 883.1万人 
前回 892.0万人(882.7万人から修正)

→米8月JOLT求人件数が予想外に増加。
連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が強まり日米金利差拡大観測に150円を突破し昨年10月来の円安・ドル高を更新。
ユーロ・円は157円36銭から154円46銭へ反落。
ポンド・円は181円37銭まで上昇後、178円18銭へ反落。

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