舞台はジャクソンホール会合→米雇用統計へ!
舞台はジャクソンホール会合→米雇用統計へ
『ジャクソンホール会合』
・米連邦準備理事会パウエル議長
インフレを確実に抑制するために一段の利上げが必要となる可能性があるという認識。
一段の金融引き締めを実施すべきかどうかの決定は「慎重に進める」とした。
FRBは依然としてインフレが目標の2%に回帰するために政策金利が十分に高いとは結論付けていない。
『教養見解』
まさに想定の範囲内の発言であったが、それでもドル円は乱高下した。
引き続き日本の大規模金融緩和からの金利差トレードでドル買いは避けられない。
『ドル円相場』
①中国経済の先行き不透明感(不動産バブル崩壊懸念に端を発したチャイナショック再来の思惑)
②上記1を背景としたリスク回避の円買い圧力(クロス円下落→ドル円連れ安)
③円金利上昇に伴う円買い圧力(本邦10年債利回りが2014年1月以来の高水準となる0.68%へ上昇)
④重要イベント(ジャクソンホール会議)を控えたポジション調整
⑤米金利低下に伴うドル売り圧力(米10年債利回りが8/22に記録した2007年11月以来の高水準4.36%から4.17%へ急低下)
⑥米8月製造業PMI速報値(結果47.0、予想49.0)および、米8月非製造業PMI速報値(結果51.0、予想52.2)の市場予想を下回る結果が重石。
『ファンダメンタルズ分析』
①米FRBによる金融引き締め長期化観測(注目されたジャクソンホール会議でパウエルFRB議長は追加利上げの可能性を強調。
・CMEが提供するfed watch tool
次回9月FOMCでの追加利上げの織り込み度合は1週間前の11%から19.5%へ急上昇
②日銀による金融緩和の長期化観測
今週開かれた岸田首相・植田日銀総裁会談でも金融政策や為替政策に関する真新しい情報は得られない。
日銀は指値オペを通じて円金利の上昇を抑制するスタンスを継続。
10年債利回りが事実上の上限である1%に到達するまでに相応の時間を要するとの見方。
即ち円売り安心感である。
『教養見解』
日米金利差拡大とそれに伴う円キャリートレードの継続期待。
ドル円相場の更なる上昇を連想させる材料がある。
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