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せっかくグルメ「鶴よし」

せっかく東北さござったんだば、青森県八戸市の「鶴よし」さあばいん。
気が向いた時に、地元、東北のお勧めグルメを紹介します。

石臼挽き自家製粉の手打ちそば

青森県八戸市は港町で、美味しい魚介類を扱う食堂や居酒屋、レストランがたくさんあります。紹介したいお店はたくさんありますが、今回はあえて、お蕎麦の美味しい店を紹介させていただきます。(私が蕎麦好きということもありますが笑)
今回ご紹介するお店は「鶴よし」さん。
八戸出張の際に、鶴よしさんの鴨せいろを食べて、その美味しさの虜になりました。美味しすぎて、2日連続で食べに行ったほど。

その美味しい蕎麦の秘訣は、どうやら蕎麦の挽き方にあるようです。

蕎麦は製粉時に熱が加わると風味や食感が落ちます。
回転の遅い石臼は熱が加わらず製粉出来るので蕎麦本来の風味と食感を残す事が出来ます。
普通の黒みがかった蕎麦は、田舎そばと言って、蕎麦の実を100%粉にして使います。
鶴よしでは蕎麦の実の真ん中の白い部位を豊富に使い、米で言えばぬかの部分(甘皮)を2割捨てます。だから鶴よしの蕎麦は白っぽい。
ただしあまり真ん中だけを使うと風味が薄くなる。
風味を残す為にも絶妙なバランスで製粉しています。

鶴よしのサイトより

天然鴨の鴨せいろ

初めて行く方は、冷たい蕎麦がオススメです。せいろ蕎麦を頼んで、蕎麦の美味しさを十分に堪能してほしいです。私も初めて行った時は、まず初めにせいろ蕎麦を頼んだのですが、あまりの美味しさにペロリとたいらげてしまいました。(男性は普通盛りではなく大盛りが良いと思います)
そこで、さらに追加注文!今度は鴨せいろを注文しました。

これが大正解!美味しすぎる!
天然の鴨肉と肉団子とネギが入ったつゆに、蕎麦を潜らせて頂きます。
あー、思い出しただけで、ヨダレが止まらない。

鴨には天然の真鴨と合鴨があります。
真鴨は天然で野生の鴨、合鴨は交配飼育された鴨です。
希少な真鴨は旬の時期、11月から3月末頃までお出ししています。
それ以外の期間は鴨はお出ししていませんのでご了承ください。

鶴よしのサイトより

鴨せいろは11月〜3月までの季節限定です。皆さん急いで鶴よしへGO!

常連になったら太打ちも召し上がれ

鶴よしの蕎麦は二八そば。
原料と挽き方にこだわったそば粉に小麦粉2割加えているそうです。
一般的な蕎麦より固く、こねるのもかなり力のいる作業だそうです。
だからこそ、細切りにしてもこしが強く、温かいそばにしてもこしが保たれます。なので、とにかく細打ちの冷たい蕎麦が美味しいのです。
でも、細打ちの蕎麦を食べたら、次に試して欲しいのが太打ちの蕎麦。

鶴よしの太打ちは、幅が広くて薄い「きしめん」の形状です。
これもまた、口あたりと喉越しに細打ちと違う美味しさがあるんです。

鶴よしをオススメする理由は、もちろん美味しさですが、もう一つの理由は、せいろが「津軽塗」だからです。地元の文化も大切にしているところもポイントですね。

鶴よし

〒031-0043 青森県八戸市十六日町44
電 話:0178-43-2020
営 業:平日11時〜14時半 17時半〜21時 / 日曜11時〜16時
定休日:月曜日

せっかくグルメ:天然鴨の鴨せいろ



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