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2023春・鉄道旅3日目

2023 年 3 月 9 日、木曜日

このシリーズ約半年ぶりぐらいの更新となります。めちゃめちゃサボってました、すみません。

今年の春に行った 2 泊 3 日の鉄道旅行の記事の続きになります。

前回の記事を上に貼っておきます。
2 日目では長野から青森周りで 1391 km かけて新潟に行きました。

一切のトラブルなく定時で新潟にたどり着くことができ、新潟駅近くのドーミーインで宿泊しました。

この記事は 3 日目の朝からになります。

3 日目の朝は、朝日を見つつ起き、温泉に入って朝から最高の気分になったり、テレビを点けたら交通情報の中に「佐渡汽船」があってびっくりしたりして過ごしました。

本日は東京観光の予定です。

早朝の新幹線に乗った前日とは違って 3 日目は 9 時代の新幹線に乗ることになっていましたので、それまで新潟の市街地を散歩しました。

図 1 萬代橋

新潟市街地の有名スポットといえば、萬代橋。

昨日は「千曲川」だった信濃川と再会しました。

図 2 新潟のバス

新潟の市街地はバスが多いなと思っていたのですが、2 両のバスまでいました。
驚き。

図 3 新潟の朝の景色

港湾都市らしい煙突と縦の信号機がいい味を出していました。
本州日本海側唯一の政令指定都市、新潟の街の日常を垣間見ました。

さて、そろそろ時間なので新潟駅へ向かいます。

この度 2 度目の東京へ

図 4 E7 系新幹線

E7 系新幹線もこの度 3 回目の乗車となりました。
相変わらずかっこいい……いいデザインです。

とき 312 号東京行きに乗り、東京へ向かいます。
もう少し新潟の街をぶらぶらしても良かったのですが、この列車に乗ってみたい理由があります。

何を隠そうこのとき 312 号、新潟から東京へ向かう再速達列車なのです。
なんと途中停車駅は大宮のみ!
これは乗るしかない。

列車は越後平野から内陸部へひた走り、上越国境を目指します。
この日、新潟には一切雪が無かったのですが長岡から先は雪が積もっていました。

図 5 新潟県内陸部の景色
図 6 やりたかったこと

列車は上越国境の長いトンネルに入りました。
この大清水トンネルは湧水が豊富で、JR 東日本ではその湧水を飲料水として販売しています。
そう、この「From AQUA 谷川連邦の天然水」がそれです。

谷川連邦の天然水を、谷川連邦のトンネルで飲むという楽しい経験ができました。

国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国……ではありませんでした。
初めての上越国境越えは、雪国とは逆方向でした。

図 7 群馬県の景色

トンネルを抜けるだけでこんなにも気候が違うのか……と改めて驚きました。

と同時に、田中角栄がダイナマイトで三国峠を吹っ飛ばそうとした気持ちもわかるような気がしました。山一つでこんなに気候が違うのですから。

田中角栄が作らせた新幹線の中で、田中角栄について想いを馳せる有意義な時間でした。

列車はあっという間に大宮に停車し、終点の東京に到着しました。

疲労・東京

図 8 東京駅

この旅 2 回目の東京です。

実は今回の旅行での東京観光はなんとなく入れていた予定なので特に行きたいところがあるわけではないのですが、とりあえずブラブラしたいと思います。

新橋

とりあえず新橋の機関車でも見に行こうと思い、新橋へ行きました。

図 9 新橋駅

が、デモをやっていて機関車の写真はうまく撮れませんでした!!!!
せっかく見に来たのですが……

微妙な気分になったので次なる目的地へ向かいました。

高輪ゲートウェイ

高輪ゲートウェイ駅へ行きました。

図 10 高輪 GW 駅ホーム

高輪ゲートウェイ駅、ぜひ見てみたい建築物の一つでした。

図 11 高輪 GW 駅構内

高輪ゲートウェイ駅の構内は隈研吾が設計しただけあって開放的でよい空間でした。

図 12 スタバ

駅の改札外にはスターバックスもあり、少し休憩しました。

図 13 高輪 GW 駅エレベーター

高輪ゲートウェイ駅、エレベーターまでかっこよくて驚きました。
神は細部に宿る
とはこのことだと思いました。

帰ろう

本当はもっと東京を巡る気でいたのですが、私の疲労がピークに達したので帰ることにしました。
いくら自分の足ではないとはいえ、ここまで 2000 km ぐらい移動してきて疲労していた私が得た教訓は

東京は疲れた状態で来るところではない

です。

疲れた状態で来る東京は、人が多すぎて疲労が増すだけでした。

帰りましょう、我が家へ。

図 13 帰りの新幹線

東京駅から適当な新幹線に乗り込み、帰ります。
東京駅の中にあったおにぎり屋さんのおにぎりが美味しかったです。

図 14 仙台市南部の景色

もう指定席は使い切ってしまったので、ほとんど各駅停車のやまびこで帰りました。
図 14 奥のこんもりとした山は太白山という山です。
流れている川は名取川という川です。
中央の橋だって、自転車で渡ったことのある太白大橋です。

名前の知っている山と川と橋。

新幹線という非日常から、日常に戻ってきた感じがしました。

「まもなく仙台です。仙石線、仙山線、常磐線、仙石東北ライン、仙台空港アクセス線、仙台市地下鉄南北線・東西線はお乗り換えです」

知っている路線しかありません。全部乗ったことがあります。この安心感。

図 15 仙台駅

やっぱり、遠い場所から帰ってきたときには仙台駅を撮ってしまいます。
ただいま仙台。

まとめ

今回の旅で移動したルートをまとめました。

1 日目

図 16 1 日目の移動ルート

この日は仙台から大宮、横川を経由して長野へ行きました。
普通の旅行のルートだと思います。

2 日目

図 17 2 日目の移動ルート

この日は長野から東京、新青森、秋田を経由して新潟へ行きました。
限界鉄道旅ですね。

3 日目

図 18 3 日目の移動ルート

3 日目は新潟から東京を経由して仙台へ帰りました。

この旅から半年ぐらい経っていますが、色々な経験ができた楽しい旅でした。

これにて 2023 春・鉄道旅シリーズは終了です。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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