ずっと日本にいると見えないもの

こんにちは。野本です。今日は短めのコラムです。

中国人の方のこのツイートが話題になっていました。

日刊サイゾー『福原愛、「常識がないのでは？」結婚式に出席するもカジュアルすぎる服装が物議に 』

ワイ「節子、それ日本やない。台湾や。」 https://t.co/iEMLz8e2MO

— JIDAN🔅 (@tamago_jidan) December 19, 2019

こんな意見がついています。

台湾ではポロシャツとかで結婚式に参加する人も普通にいるので全く問題ありません。日本と一緒にしないでください。

— UNIVERSE (@UNIVER5E_GO) December 19, 2019

台湾人の結婚式に何度か参加してますが、オッサンとかTシャツにジーパンとかで参加してますからねw

— 大胡田真隆@台湾 (@oogoda1) December 19, 2019

グローバル化になって久しいこの世界において自らのものさしで何もかもを測ることがどれだけ愚かなことかということわかりやすい例を持って教えてくれたんやな

— な か た (@psycho_nakata) December 19, 2019

記事をよく読んでみると、別に間違ったことを書いたわけではない。
これは単に、「ネットの反応」を切り取っただけなんです。

が、この両者（編集部とネット民）に「海外での常識と日本の常識が異なる」という視点が圧倒的に欠けており、ちぐはぐなことになってしまったようです。

出版社ですら、そうなのです。
かつての私なら、絶対同じことやらかしてたと思います。
ずっと日本で育つことの危険はここにあるんじゃないかな。

国によって異なる習慣

台湾については知りませんが、マレーシアも日本とはだいぶ違います。マレーシアの場合、「常識」がいっぱいあって、本当に全部把握するのは、多分無理なんじゃないかな？　と思います。

結婚式のスタイルは民族ごとに違います。私は華人、インド系、マレー系のすべての結婚式に出席してきましたが、どれも似ているようで何となく違う。少数民族はもっと違うかも知れません。