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ニューノーマル時代の「学び」のスタイルが見えてきた

こんにちは。

パンデミックに伴って、世界中の学校が変わりつつあります。
こんな記事がありました。

少し引用します。

例えば、インドではBYJU’Sというオンライン学習プラットフォームの利用者数が無料コースを解放してから200%増加し、Google Play Storeが4月に発表した「教育アプリダウンロード数ランキング」で唯一インドの会社でトップ10にランクインしました。

また、中国・武漢では、街が封鎖されたことで子供たちの学習もデジタル化を強いられました。テンセントが提供する教育プラットフォームを、生徒全体の8割にあたる約73万人の生徒が使用し、史上最大のオンライン教育ムーブメントになったということです。

アメリカでも、今まで特にデジタル化に積極的ではなかった公立学校でもグーグルの「Chromebook」を無料で生徒に配布し、Google Classroomという無料プラットフォームを使って教師が子供たちに毎日レッスンをしています(ちなみにGoogle Classroomの4月のダウンロード数は前年比で21倍になり、最もアメリカで普及している教育プラットフォームになっています)。

ケンブリッジ大学はすでに2021年夏まで、オンライン授業を実施することを決めたようです。


学校は「eラーニングと教室での併用」に

マレーシアでも、学校再開についてのガイドラインが政府より発表されました。

大きな特徴は、授業は、学校での授業と、家庭学習(オンライン学習)の2種類で行うことです。

教室では「ソーシャル・ディスタンス」を保つため、1メートルの間隔を開けます。学校の入り口での体温チェックや消毒液を提供する義務もあります。教室に入らなかった生徒は自宅学習です。優先されるのは、卒業のための統一試験(SPMやSTPMなど)を受ける生徒です。

オンライン学習は、テレビやラジオ番組、ソーシャルメディアなどを利用するそうです。インターネットの環境のない生徒は、教科書やワークブックで自習課題をします。

「学校の価値」はなんで測られるか

そんな中「オンライン中心の学校にお金を払う価値はあるのか」という議論が起きています。特に「体験」を重視してきた、学費の高いインターナショナル・スクールです。

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