見出し画像

英語の発音を30回習って自分の身に起きたこと

こんにちは! 

昨年からハマってる語学学習。今日は英語の話です。

昨年の11月、「ボヘミアン・ラプソディ」を見たのがきっかけで、英語にハマってます。こんな感じでした。

・Youtubeの映画インタビューを毎日見る
・洋楽バンドのインタビューを見る
・洋楽のディクテーションにハマる

音楽の歌詞を書き取る中で、聞き取れない音があることに気づきました。例えば、Worldの「L」が聞き取れてない。
そこで、発音を習うことを決意しました。

長年英語を勉強していますが、発音だけは習ったことがなかったのです。

あの発音記号を全部覚えるのが面倒そうだなぁ、と思ってました。すでに英語で仕事したり取材したりしてるのに、遅いですね……。

私はブライチャーのオンラインコース(https://brighture.jp/japan/)で始めました。22回4万5000円のコースにしました。

昨年9月から細々はじめ、良かったので同じコースを追加購入。30回やってみて、かなりの変化を感じられましたので、今日はこの体験を共有します。

発音を習うメリット

英語の勉強で「音読しろ」「シャドーイングしろ」って言われることがあります。
しかし、そもそも発音が不明なのに音読するのってどうなの? と常々思ってました。

子供が小学校で発音(フォニックス)を習ってきたのですが、見てたら、思ってた発音とだいぶ違う。「あ、私は発音の基礎がわかってないんだ」と気づいた瞬間です。

そもそも、アルファベットの発音が、思ってたのと違う。
フォニックスの歌で、一番違和感があったのが「L」です。
「こんな発音だったのか?」と。

そうは言っても、フィリピンの先生に発音習うのってどうなの? って人もいると思います。
「やっぱりネイティブに習わないと」という信仰も強いです。

マレーシアの人々の英語もマングリッシュと呼ばれますが、彼らはハリウッド映画なんて字幕なしで楽々聞き取っている。

なんでだろう? と思ってました。聞いてみると、ほとんどの人が小学校や幼稚園でこのフォニックスを習っている様子。近所の幼稚園の先生(インド系)も「まずフォニックス」と。そして、フォニックスを知ってる息子は知らない単語でも大体類推ができるし、綴りを覚えるのも早いです。ある程度の基礎は、共通しているのかも。

まずはアジアの人々に追いつこうと思ったのです。

発音は、トレーニングだった


ブライチャー の1コマは50分でパターンが決まっています。

最初に口の周りを動かす体操があります。その後、「ドリル」と呼ばれる母音のトレーニング。黄色がつなげて発音すべきところ、赤は私が間違って発音したところです。

スクリーンショット 2020-01-13 午前9.30.38

次に先生の音を聞き取って単語を書きとるスペリングテスト。その後、短い文章を読みます。

これが、本当にトレーニングって感じなんです。

要するに「舌の位置をどこに置いて、口をどういう形にしてどうやって音を出すか」を教えてくれる。先生の言う通りにトレーニングをすれば、おそらく誰でもできるようになる。

実はYoutubeなどにもたくさん発音の解説動画は出てますが、「自分ができているかどうか」になると、やはり誰か他人が見てくれた方がいいんです。ジムにいるトレーナーみたいな感じです。

感心するのは、フィリピン人の先生たちが、間違った発音をリアルタイムでどんどん指摘してくれることです。
彼らの母語は英語じゃないのに、なんでそんなことができるのだろう?って不思議ですが、LとRを適当にやってたりするとまずバレます。

こんな感じで、間違った発音にその場で赤字を入れてくれます。黄色い部分はつなげて読むべきところです。

スクリーンショット 2020-01-13 午前8.50.54

いろんな先生を受けてみましたが、どの先生もほぼ同じペースで授業を進め、間違いを指摘してくれるのには驚きました


少しずつ、自分の弱点が直っていく

ポイントは、先生が指摘してくれた箇所を、あとで自分で練習することかなっと思います。

私はELSAという発音練習アプリを買って、併用することにしました。
アプリで発音を聞き取って判定してくれる優れものです。

ダンスや体操の訓練と同様、とにかく何度も繰り返すことで、体得してく感じ。繰り返しますが、勉強というよりトレーニングです。
筋トレの手順や、ダンスのステップを覚える感じに近いです。

こうして母音から練習を始めて、苦手な音を一つ一つ、訓練していきます。

とても苦労したのが「L」や「Z」の音です。
特に「PL」「CL」などでPやCの後に母音が入る癖を直すのには、時間がかかりました。すると先生はこんな宿題を出してきますので、自分で練習することになります。

スクリーンショット 2020-01-13 午前8.37.01

訓練なので、だんだんホントにできるようになるんです。ただ、口のなかの使ったことのない部位を使う感じで、なかなか慣れが必要です。
「勉強」という感覚よりスポーツなので、気晴らしにもなりました。

聞き取れる音が増えた

そんなわけで、スタートして6ヶ月経った今。先生からのフィードバックによれば、基本的な音は、だいぶ発音できるようになったっぽいです(ポイというのは、自分ではわからないからです。一方、まだまだ訓練が必要な音も結構あります)。

嬉しいのは、ようやく、堂々とシャドウィングできることかな。
また綴りを見れば、ほぼ発音が想像できるようになってきました。

聞き取り能力は明らかに去年より上がっています。
ハッキリ聞き取れる音が増えました。
ただ、発音以外にも、毎日ロックスターのインタビューを大量に聞いてるので、相乗効果もあると思います。今は、米国人のPodcastにハマっていて、毎晩聴いています。

結論・オススメです

結論から言うと、「もっと早くやっておけばよかった」です。

英語学習が楽になりますので、オススメです。
ようやく堂々と音読できるようになり、学習効率が上がります。
義務教育に入れたらいいのに、と思います。

ブライチャー のシステムは、オンラインで空きコマのある先生を予約すればOK。

最初にも書きましたが、私は22回がセットになった4万5000円のプランを2回買いました(追記:ブライチャー 初めての方は入学金もかかります)。9万円で発音の基礎が習えるのなら安いと思います。

では、弱点はないのかと言うと、

・マレーシアで話されている英国式英語と少し違いがある
・オンラインだとたまに回線の状態が悪いことがある

ってことかな。
そういえば、ELSAも英国式英語に対応してないです。ELSAの本部に質問したら、リクエストは多いけど、対応する予定もないそうです。
私の場合、それは、次の段階かなっと思ってます。

そんなわけで、もう少し続けてみます。また変化が出たら定期購読マガジンでお知らせしますね。

それではまた、良い1日を。

ーー宣伝 
私の本です。マレーシアに親子できて、驚いたこと。
数年経って、子供はどうなったかを書きました。


ここから先は

0字

これまで数百件を超えるサポート、ありがとうございました。今は500円のマガジンの定期購読者が750人を超えました。お気持ちだけで嬉しいです。文章を読んで元気になっていただければ。