みんな仲良くしなくていい
本日は短いコラムです。
少し前ですが、こんなツイートをしました。
またまた学校教育に喧嘩を売ってますが、「みんな仲良く」「友達100人」は、実際にやろうとすると、かなりしんどいし、無理がありますね。
むしろ重要なのは「気が合わない人と、いかに距離を置いたまま、揉めずに過ごすか」かなと。
今日は人間関係がしんどいな、と思っている人のために「離脱戦略の重要性」について書きます。
箱に詰まったウニと風船の違い
子供がまだ小さい頃、「日本人の学校の人間関係は箱に詰まったウニみたいだけど、マレーシアの学校の人間関係は風船みたいだね!」と言っていたことがあります。
「どういう意味?」と聞いたのです。
日本の学校ではみんながお行儀よく箱のなかいぎっしり詰まっていて、距離が近く、でもお互いに棘があるので、それがお互いに刺さらないように慎重に動く。狭い社会なので、お互いにとても気を遣い、お互いの行動に敏感になっているという意味らしい。
一方で、マレーシアの子供達の関係は風船のようで、近づきすぎないし、すぐに離れる。どこかに飛んでいくやつもいて入れ替わりも多く、あまりくっつかない。
なるほどな、と思いました。
息子はこの風船の人間関係が居心地良いと言うのですが、逆に日本から来た子にはこの「風船みたいな感じ」がとても寂しく感じるケースもあるらしい。
確かに人間関係って、いろいろあるなと思うわけです。
「友達をやめる」という選択肢も重要です
この風船みたいな人間関係、マレーシアでは大人でも多いかな。
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