社会は分断され、情報もまた分断される
先日、松井博さんが社会が分断される話を書いてました。全く同感です。
複雑さに耐えられる人、耐えられない人
要するに社会は、「複雑さに耐えられる人」と「耐えられない人」に、大きく分断されていく。その結果がアメリカでありヨーロッパであり、そして今日本で起きつつあることかもです。
単純明快な勧善懲悪の方が、人々にとってはわかりやすいんです。
第二次世界大戦のとき、反戦論を唱えた石橋湛山という人がいます。
彼の「東洋経済新報」は全然、売れなくなっちゃったんですね。当時は大日本帝国と軍部を支持する人が圧倒的でした。反戦論なんて、誰も読まないので、ページ数がどんどん減って、最後はペラペラになってしまった。
詳細読みたい人は、以下の書籍をオススメします。
戦後、彼はようやく再評価されて首相にまでなり、「東洋経済」はいまだに名前を変えて残ってます。ただ、人々の本質は変わってないんじゃないのかな。
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