見出し画像

社会は分断され、情報もまた分断される

先日、松井博さんが社会が分断される話を書いてました。全く同感です。

複雑さに耐えられる人、耐えられない人

要するに社会は、「複雑さに耐えられる人」と「耐えられない人」に、大きく分断されていく。その結果がアメリカでありヨーロッパであり、そして今日本で起きつつあることかもです。

単純明快な勧善懲悪の方が、人々にとってはわかりやすいんです。

第二次世界大戦のとき、反戦論を唱えた石橋湛山という人がいます。

彼の「東洋経済新報」は全然、売れなくなっちゃったんですね。当時は大日本帝国と軍部を支持する人が圧倒的でした。反戦論なんて、誰も読まないので、ページ数がどんどん減って、最後はペラペラになってしまった。

詳細読みたい人は、以下の書籍をオススメします。

戦後、彼はようやく再評価されて首相にまでなり、「東洋経済」はいまだに名前を変えて残ってます。ただ、人々の本質は変わってないんじゃないのかな。

ここから先は

2,484字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

これまで数百件を超えるサポート、ありがとうございました。今は500円のマガジンの定期購読者が750人を超えました。お気持ちだけで嬉しいです。文章を読んで元気になっていただければ。