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断食月って実際はどんな感じなのか

こんにちは!

マレーシアは現在、ラマダン(断食の月)の真っ最中。

日本でもイスラム教への関心が高まっているようで、「ラマダンってどんな感じなの?」と聞かれます。
今日はこの断食の月がどんな感じなのか、ちょっとご説明しましょう。

日中は水も飲めません

ラマダンとは、断食そのものの意味ではなくて、ヒジュラ暦の第9月のこと。 1ヶ月、日の出から日没までの間、ムスリムの義務の一つ「断食」が行われます。

このラマダン、月の満ち欠けの観測によって行われるので、日にちが直前に決まります。

ラマダンの期間、たいていのイスラム教徒は、日が昇る前に朝食を済ませます。
断食するのは日中だけですが、その間は水も飲めません。

日没にファーストフード店に行くと、食べ物を前にワクワクしている人々がたくさんいます。そして、日没の合図とともに、食事を始めるのです。

マレー人は基本的に全員ムスリムですが、インド系にもムスリムは多いです。華人や日本人にもムスリムの人がときどきいます。

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