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共通テスト同日体験模試を終えた高校2年生の様子

先日は、共通テストを終えた高校3年生に焦点をあてて記事を書きました。

3年生は3年生で、私立大学の試験を受けたり、国立大学の試験に備えることになるわけです。

今回はついに入試まで1年を切った高校2年生に焦点をあててみたいと思います。

年が明ければ受験生だ、というような表現は、かなり昔から(それこそ昭和の頃から?)言われ続けられている表現だとは思います。

受験生としての意識をもち、少しでも早くから勉強のペースを上げることができれば、その分有利になるでしょう。

ただ、本当の意味でペースが上がってくるのは、周囲が声掛けをするよりも、本気で自分自身がやらなければと思ってからでしょうか。

いわゆる内発的動機づけと外発的動機づけというやつではないでしょうか。

これをどれだけ早く自分の中で思えるかというのが実は大切なのではないかと思います。

共通テストについては(学校の進度にもよると思いますが)同日体験模試のようなものを受ける学校もあると思います。

もちろん、国語・数学・英語の絞って受験するという学校もあるでしょうし、雰囲気だけでも知るために理科や社会も受けるという学校もあると思います。

みんなで受けると、やっぱり、みんなで意識も変わっていくこともあるわけで。

なんとなくそういう雰囲気ができあがってくると、自分もそろそろ受験勉強をやり始めないといけないかな‥と思い始めたりして、次第にエンジンがかかっていくという生徒が多いように感じます。

理系に焦点を当てると、特に上位校は秋に防衛医科大学校を受験する(させる)学校も多いと思います。

本当に進学したいと考える生徒もいるでしょうし、実際に試験会場で二次試験型の受験をする、雰囲気を知るという意味合いの生徒も一定数いると思います(もちろんレベルも高いのでそんなに簡単には受からないのですが)。

こういう学校では、高校2年生の秋に「防衛医科大学校の試験まであと1年だよ」ということも教員側は言うわけですが(私も高校生の時は言われる側でした)、やっぱりまだまだ生徒目線だと実感も湧いてこないわけで。

もちろん、教科の内容もまだまだ終わっていないのに、受験勉強なんて、ということもあると思います。

たった数ヶ月の違いですが、全員で共通テストの同日体験模試を受けたりして(某予備校に足を運んだりするわけですけれど)、自己採点の練習をしたりすると、やっぱり思うことはあるみたいです。

だからこそ、やっぱり(特に)現役生にとっては集団の力とか集団の影響力って大きいと思います。

入試の直前まで、強気に乗り越えていく雰囲気であれば、どうにか合格を掴み取っていくこともあるように思います。

今日のテーマは、受験勉強は自分ごととして捉えられて本気になってからが本番という内発的動機づけのお話と、クラスや集団の力というお話でした。
(それこそ受験は団体戦という言葉もありますし)

それゆえ、担任の先生がどうやって受験生のメンタル面でサポートをしていくのか、どういうクラスづくりをしていくのかというのは影響は小さくないと思います。

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