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大先輩の偉大な指導の記録に触れられた1日

皆様、今週もお疲れさまでした!

さて、今日は今週、自分の学校で勤務している、ベテランの先生からいろいろと教えてもらったことについて書いていこうと思います。

いろんなノウハウってあると思います。

生徒指導のことも、教科指導のことも。

今回取り上げるのは、教科指導のことについてです。

いろんな教科指導の方法がいろんなところで研究されていると思います。

もちろんオーソドックスな方法もあると思いますし、ちょっと時間に余裕がある時にここまで凝ってみよう、というようなものもあると思います。

いずれにしてもある程度、教材開発も進んでいると思います。

もっとも、忙しすぎたり、準備に時間が取れなかったりすると、どうしてもオーソドックスな方法でやり過ごしたりすることも少なくないのではないかと思います。

今日の話は、この対極の話です。

ベテランの先生が、実験の準備をしていたので、どんな実験をするのか実験プリントを見せてもらいました。

それを見てびっくり。

自分が全然知らないタイプの理科実験だったんですね。

もちろん、やりたいこと、やらせたいこと、考えさせたいことの基本的な軸はオーソドックスですし、基本から大きく外れるわけではありません。

なんですけれど、ちょっと扱う物質を変えてしまうだけで、考察の過程も違う内容を求めることもできてしまう。

特に、最近は何かと「思考力」を求められることが増えてきましたし。

ベテランの先生の実験プリントを読み進めていくにつれて、教員になった今だからこそわかるその指導の深さというか、ありがたみがよくわかるような内容でした。

自分自身が生徒と一緒にこの実験をやりたくなってしまったほどです。

そのプリント1枚を見るだけでも、本当に勉強になりました。

邪魔にならないように気をつけながら、そのベテランの先生に「どうやったらこういう方法を思いつくんですか?」と訪ねてみました。

その先生も、他人から聞いたか、どこで仕入れたのかは忘れてしまったと言っていました。

「何しろ、30年前に自分がやっていた実験をかなり久しぶりにもってきたものでね」と。

話を聞いていると、退職に向けて、過去の資料をいろいろと整理されているとのこと。

そんな中で、30年前の資料を見つけたとのことで、久しぶりにこの実験をやってみようと思ったとのことでした。

もっとも、今年度担当している生徒が想定以上によくできるので、ちょっと応用的な内容の実験をさせたくなったということもあったそうです。

授業の記録用のノートを生徒に輪番で書かせていたとのことですが、そういうノートも出てきたとおっしゃっていました(やられている方も少なくないのでは?)。

隙きあらば、その記録用のノートをいただけないか、ちょっと話をしてみたいなぁ、と思っております。

ざっくり言ってしまうと、ベテランの先生の知恵袋的な感じなんですが、今週はちょっと目からウロコが落ちまくった、貴重な残業をした1日がありました。

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