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ようやく成長を感じられる生徒もいる

みなさまお疲れさまです!

ツイッターを見ていると、終業式まであと何日、とかそういうツイートもちらほら見られました。

中には今日が終業式だった方もいらっしゃるようで。

そして、それと同時に見かけたのが、面談のツイート。

学期末だからか、それとも入試前の最後の面談なのか。

二者面談なのか三者面談なのか、詳しいことはわかりませんが。

かくいう自分の勤務校でも、面談期間が設定されています。

いろんなご家庭とたくさんお話をしていると、ご家庭での様子の変化とか、聞けてこちらもいろいろと気付かされます。

中には、まだまだ先生の前で親子喧嘩を始めてしまう子もいますが、それはそれで見ているだけでもご家庭での様子が垣間見えるのでよしとしています。

本格的に止めに入ることもありますが、学校での言葉遣いと違う態度を親にとっていたりするのも、とりあえず時間に余裕があるときはやらせてよく観察をしていたりします。

で、話をよく聞いていると、親の言いたいこともよくわかるし、子どもの主張もよくわかるなぁ、ということも多々あります(笑)

親子だけだと喧嘩になってしまうようなことも、担任の先生として挟まさせてもらっているので、うまい感じにいい方向に誘導するのも我々のしごとなのかな、とも思います。

親と子のどちらも妥協させて折衷案のような形で終わるようなこともありますが、親も子も「その発想はなかった、これなら頑張れそう!」というような着地点を教員側から提案できると、やっぱりこちらも嬉しい。

そんなことを考えながら面談をこなしていたのですが、まぁ、成長がゆっくりな子もやっぱりいるわけで。

どうしても勉強に目がいかなかった子で、成績もそんなによくないのですが、ココに来て、少し勉強というものがわかるようになってきて、やり方も少し工夫が見られるようになってきました。

今まではただただ苦手な科目から逃げたりすることが多く、当然のように成績も伸び悩んでいたのですが、ここにきて進路選択が迫ってきて、今回の2学期期末考査はそれなりに取り組めたようです。

まずはわかりやすく点数が取れているところを褒め、その上で本人にどういうやり方をしたのかを尋ねました。

そうしたら、返ってきた返答は「流れやつながりを意識するようになりました」ということ。

それまでは、知識を断片的にでも、とにかく吸収して吐き出す、という勉強方法をしていたので不安を感じていましたが、この間の面談でこういう発言が出てきたのでとても安心しました。

こういうように、勉強のやり方を工夫できるようになっている生徒が少しずつ増えていると感じました。

もちろん、上位はもっと高いレベルでやっているのですが、全体的にようやく安定してきたかな、と感じることができた面談期間でした。

よかったよかった。

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