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日々のつれづれ

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日々の書きだめ場。
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2022年4月の記事一覧

わかる→解ける→モチベーションアップの好循環に入ると一気に伸びる

ここ5年ほど、毎年高校3年生を担当していると思うことでもありますし、何も大学受験生に限った話でもありません。 Twitterなどでも時々、わからないとか解けないままだとモチベーション低下につながるというような議論は見かけたりもします。 内容を、どれだけ解りやすく意味のあるものとして教え伝えていけるのか、その授業デザイン力は我々教員に求められていると日々感じています。 そしてただの公式暗記でもなく、語呂合わせの暗記でもなく、学問の中の体系的な流れと知識のネットワークを形成

俺はまだまだ強くなれる(授業力の向上的な意味で)※DB超ブロリーに感化されたわけではない

今年度、新たな試みをしています。 主に、授業形態について。 今までやったことがあるのは、黒板とノートというオーソドックスなスタイルのものが多かったのですが、ここ数年は事前に配付した穴埋め式の授業冊子を利用しながら、多めの知識量を効率的に伝えていくというパターンが多かったのです。 それも、その授業冊子を作ったのは自分ではなく、職場の先輩だったりしたので、他人の教材で授業をするというのは、新たなアプローチの仕方を知るという意味でも勉強になっていたのです。 それ以上に!

卒業生が社会人として立派に働いている様子を見ると嬉しくなってしまう話

それが例え自分の教え子ではなくても(笑) だいぶ遠い人間関係かもしれませんし、「いや、そんなことあります?」みたいなことが先日起こったのです。 きっかけは地元の少し大きめなスポーツショップ。 どうしても、ちょっと硬めのインソールが欲しくてお店に立ち寄ったのです。 まだまだコロナが猛威を振るっていますので、基本的には無駄な外出はなるべく避けることを続けているのですが、やはり自分の身体のメンテナンスのためというか、不調を回避するためにはやむを得ないということで、寄らせてい

教員になった教え子と再会して言われたこと

何となくお気づきの方もいらっしゃるのかもしれませんが、私もそろそろ中堅になり、若い頃の教え子が教員として教壇に立つことも出てきました。 そして、実際に職場の話を聞いたりすることも出てきました。 生徒との関わり合い方とか、教材の作り込み方とか、いろんな話をするのですが、なかなかどうして立派に教員をやっていると思います。 もっとも、まだ担任経験もない、部活動も担当していない状況で、正規教員としての業務を全てこなしているのかと言われると話は違ってきてしまうのですが。 少なく