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俺はまだまだ強くなれる(授業力の向上的な意味で)※DB超ブロリーに感化されたわけではない

今年度、新たな試みをしています。

主に、授業形態について。

今までやったことがあるのは、黒板とノートというオーソドックスなスタイルのものが多かったのですが、ここ数年は事前に配付した穴埋め式の授業冊子を利用しながら、多めの知識量を効率的に伝えていくというパターンが多かったのです。

それも、その授業冊子を作ったのは自分ではなく、職場の先輩だったりしたので、他人の教材で授業をするというのは、新たなアプローチの仕方を知るという意味でも勉強になっていたのです。

それ以上に!

今年は理解力の向上と同時にスピード感も重視した方法に着手しています。

やり方を間違えると、生徒を置いてけぼりにしかねないと思っているので、少しずつ様子を見ながら取り組んでいますが‥

ずばり、ICTを利用したスライド投影(同時に生徒の端末にリアルタイム配信)と授業冊子併用のパターンです。

自分でも、まだベストの形が定まっていないので、試行錯誤しながらではありますが、いろんなことを考えた結果、今やっている単元はこの方法がハマるのではないかという結論に至っています。

数時間、授業を行った結果概ね感触は良好です。

その一方で、少し展開が早い、手元の授業冊子と端末に表示される画面を同時に参照するパターンは初めてだから少し展開が速い、という意見も少しありました。

このあたり、うまくアレンジしつつ、取りこぼさないように授業をデザインして生徒の理解力を向上させていきたいと考えています。

能力が高い生徒相手に(高くなくてもどこまで効率的に理解させるのか)、速いペースで授業を行って演習も含めて定着の確認までをどれだけ効率化できるのかというのは1つの大きなテーマです。

高校3年生までにできるだけ早く終わらせておけば、直前の演習の時間も十分に確保することができるわけですし、生徒も余裕をもって受験勉強をすることもできるわけです。

ただ、取りこぼしてしまうのはまた別の話で、学校によっては問答無用で高校2年生までで3年間分のカリキュラムを押し込む私学もあるようです。

途中から生徒も置いてけぼりになっていて、授業があまり意味をなしていない(超上位層以外)という学校もあるようです。

結局、予備校に通いながら自力で復習をするのでは、学校とか授業とか先生の存在価値が薄れてしまうことにもなりかねません。

そうはならないように意識しつつ、ギリギリのラインを攻めながら、わかりやすくテンポのいい授業を目指しています。

その中で、今年、新たな形を見出してしまいました。

正確には、模索しながら見出しつつあります。

まだまだ、自分の授業力は向上しそうです。

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