見出し画像

【パニック障害記④】睡眠薬がなくなる不安と代替/外出の喜び

パニック障害になって4週目の記録です。


睡眠薬がなくなる不安

通院の1週間前から不安がありました。
現状、睡眠薬がないと寝れません。寝れないと体調が悪くなる可能性が高まります。
最近は最寄駅まで歩くのも不安なのに、1駅先の病院に行けるのだろうかと不安でした。
近くの病院はネットから予約できますが、割と予約が埋まっており、すぐには入れられません。

不安に思うたびに、もし病院に行けなかったら考えようと思っていました。
お金はかかっても、オンライン診療でもいいじゃないか。

睡眠薬の代替も探すようにしました。
ちょうどKindle Unlimitedで「最高の体調」を読んでいて、「メラトニン」がいいことを知りました。

日本では販売しておらずiHerbなどで買うしかありません。
樺沢紫苑先生は「若い人は飲むな」とおっしゃいますが購入しました(本日届いたのでまだ飲んでいません)。

マグネシウムが良いことも聞いたので、サプリメントと共に、エプソムソルトも買いました。
エプソムソルトは昔使っていたことはありましたが、何か効果あったっけと思いつつ。

他にもCBDも気になりました。大麻と聞くとギョッとしますが、日本でも合法で、依存性がないらしいです。
最後の手段?として、薬だけでない、他にも頼れるものがあると思うだけでホッとします。

雨で散歩しない日があった

暑さになれてきたかと思いきや、雨の日は散歩しませんでした。
朝のラジオ体操は行うようにしていました。

生理が来て楽になった

予定日から4日遅れで生理が来ました。
いつも生理が来ると体調がよくなる気がします。
お腹は若干痛く、最初の2日は痛み止めを飲みますが、私にとっては月で一番体調のよい期間が生理中です。
首上のほてりもなく、不安感もなく過ごしやすかったです。

父の病状

何年か前から癌になった父が最近、痛みを訴えて入院したと聞いていましたが、ここ最近は食べられなくなって痩せてきたようです。

実家には去年の3月から帰っていません。
私が父に会いたいか?というと、見た目の違いにショックを受けてしまいそうなので、会いたいという気持ちはありません。ひどい娘ですが。
ただ、父はどう思っているのだろうと考えると心苦しくなります。

確か80歳近くで、病気でそんなこと考える余裕もないのかもしれませんが。
母にLINEで「父はなんて言ってる?」と聞きたい気持ちもあるが、その内容を聞くのが怖くて聞けませんでした。もうあと数ヶ月かもしれません。
こんな体調で実家に帰ることも厳しく、現状は母に心配をかけたくなくて病気のことを言えていません。

でも実家には帰れないかもなぁと思いました。
私が後悔することはないけど、家族にとってみれば、親不孝者だなと思います。

父のことや家族のこと、将来のこと、老後のこと、そんなことを考えてしまって憂鬱な気持ちになりました。

半錠で寝れた

前回の通院で薬を全くなくすよりも半錠にすることを聞いていたので、ピルカッターを購入しました。

生理のためか、エプソムソルトのおかげか夜も寝起きも眠いと感じるようになったので、睡眠薬を半錠で寝てみました。
それでも寝れたのです。

ある日めちゃくちゃ眠い日があって飲まなかったら、やはりいろいろ考えてしまって寝れなかったのですが、現状半錠でも寝れています。

少しでも飲んでいることで安心感があるのでしょう。
ストックが作れることも安心になります。

また、抗不安薬も1錠飲むことに不安があるので、ピルカッターで半分にして常備しています。
生理後に飲み始めたプレフェミンもまずは半錠から始めてみました。
ピルカッターおすすめです。

いけそうな気がすると思いきや帰りたい

生理も来て、体調がよくなったし、通院当日は「いけそうだ!」と思っていました。
とはいえ、前日から「嫌だなぁ」という気持ちはありました。
緊張のためか当日が下痢、昼あたりから首上が熱くなり、ふらふらとしてきました。
一応漢方の半夏厚朴湯と加味逍遙散を飲みましたが、効果はあまり感じられなかったです。

そこまで暑い日ではなく風も強かったのですが、最寄駅まで行くのが久しぶりで不安感がありました。
ふらふらして途中で引き返したくなる気持ちでした。

ホームでもやはり緊張しました。
幸い人が少なかったので、心臓のバクバク感は前回ほどではありませんが、ドアが閉まるまでが緊張のピークで、閉まってしまえば大丈夫でした。
進み出したら着くまでの2分待つしかないですし、実際すぐに着きます。
毎度のことながら、ふらふらしながら階段を登りました。
病院に着いたら今回は患者さんが多くいましたが、待つことはできました。

緊張が落ち着いたのは、先生と話してからです。
睡眠薬が切れる不安があったこと、生理が来て体調良くなったけど、ここに来るまでにやはり緊張・不安感があったことを話しました。

ただ私の言うことを繰り返すだけですが、受容されているような安心感がありました。
電車は慣れるしかないと言われましたが。
ただ雨の日以外は歩いているのと、不安があればすぐ帰れるように家から近いところを周回すればいいことを聞いたので、暑い日などには実践しようと思いました。

もしかしたら暑い間はここに通院できないかも、近くの病院やオンライン診療にするかもしれないことも言いました。

つくづく思うのですが、人と話すのって大切ですよね。不安が落ち着きます。
普段一人暮らしで、仕事でも、オンラインでさえ人と話すことがほぼありません。
人と話せたら、もっと早くこの病気は治るのかもしれないと思ったりしました。

帰りの電車も緊張しましたが、行きや前回ほどではなく、無事に最寄駅に着きました。

外出の喜び

最近は暑くなって徒歩10分の最寄駅に来ることさえハードルが高くなっていましたが、せっかくここに来たのだからとやりたいことを1つずつやっていきました。

まずは定期の払い戻し。さすがに4月のように行列ではなくすぐ対応してもらえたのでよかったです。

この調子で、無印で買いたいものを買う、ドラックストアに行く、ダイソーに行きました。
ダイソーのフロアが改装されていて広くなっていたのと、300円均一も併設されていて、特に買いたいものはないけど、オシャレなものばかりで見ていて楽しかったです。

それを見ていた時に「外出できるの楽しいな」「今幸せだな」と感じました。
久しぶりの感覚でした。

全てやりたかったことを終え、無事に家に帰ってきました。
「できるじゃん!」と自信になるというよりも、「自分よくがんばった!」という気持ちでした。
外出の喜びを味わうために勇気を出すことはいいことかもしれないと思いました。

ただ、やはり緊張感や不安感はあるので、これが減らせるのであれば薬に頼るのもいいかなと思いました。
薬を全く飲まず引きこもるよりも、飲んで外出できる方が、私は幸せだなと感じました。

合う合わないとか、依存するとか、断薬とかはその時になってから考えればいいと思います。

と前向きになった後には、すぐに「また最寄駅に行けなくなったらどうしよう」と不安に襲われてしまうのでした。

インスタとか分子栄養学とか

ずっとYouTubeとかネットで情報収集していますが、この週は本やInstagramでもいろいろ心が落ち着く情報を得られたと思います。

最近はタンパク質など不安症に効く栄養を積極的に摂るようにしていますが、すぐに効果が出るものではないのだなと思います。
継続していきたいと思います。

InstagramやYouTubeでは寛解した人の「治るよ」という言葉に励まされたりしました。

私もようやくInstagramのアカウントを開設し、いつか誰かの心の支えになれるように、現状の気持ちや試したことを発信していきたいと思います。

乗り物に乗っている夢は毎日見ている気がする

そういえば、毎日夢を見るのですが、人と会ったり、何かしらの乗り物に乗っている夢なんですよね。
不安感や恐怖感はなく乗れてはいるのですが、それでも夢でも「楽になる方法」を模索して何かしらの対策を打っているのが面白いなと思います。
(例えば、一緒に行く人に自分がこういう病気を持っていることを伝えたり、楽に感じるような席を探したり)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?