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病気になる過程(なぜ病気になるのか)

今回は人はどのような過程を経て病気になってしまうのかについて話していきます。

人はいきなり病気になるのではなく、生活習慣の乱れやストレス、外部要因により病気になります。アーユルヴェーダではエネルギーがアンバランスになると、病気になると言われてます。  例えば、過労、体の酷使、感覚の不適切な使い方、体内時計に逆らった働き方などによって、病気にかかりやすく治りにくい状態になります。 人間は機械ではありません。心も体も精神も、最も望ましい健やかな状態であるためには、できるだけ良質な成分を与える必要があります。   身を削るような忙しい生活を送り、好きになれない仕事をして、加工されたジャンクフードを食べ、リラックスするために喫煙や暴飲をして、不愉快な思いをしたり、イライラしていると体の機能が全て混乱します。

アンバランスには7段階ある。

1.ネガティブな影響によって、1つ以上の※ドーシャが増大して、他のドーシャのバランスを崩します。

※ドーシャとは               心身の機能を司る目には見えない力。3つのドーシャがあり、それらがバランスを保つことで健康になることができる。

2.その影響が続くと、ドーシャのアンバランスが酷くなります。この2段階を悪化といいます。

3.ドーシャのアンバランスが、最初の場所から体中に広がります。この過程は拡散と呼ばれます。

4.影響を受けたドーシャが体中を動き回り、本来あるべきでない場所に定着してしまって老廃物を蓄積させます。

5.その場所に、病気の軽い初期症状が現れます。

6.軽い症状が、重い病気になるおそれがあります。急に酷くなりますが、長くは続がないタイプの病気です。

7.原因(つまり外部の影響)に本気で取り組まないでいると、病気が慢性(長期的)になる場合があります。

ではアーユルヴェーダでは何をするのか    アーユルヴェーダの目的は、第4段階以前、つまり病気になる前に、問題に歯止めをかけることです。アーユルヴェーダのキーワードは「予防」なのです。外部の影響力をコントロールできていれば、体内にアンバランスは起きません。処置がうまくいけば、生命エネルギーのバランスと調和が回復し、元気と健康と活力を感じられます。

最後に                   以上が病気になる過程です。病気にかからないようにするためには日々の生活習慣を整えることが1番重要になります。食事やライフスタイルを変え病気を予防し健康を維持しましょう。



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