こんにちは!京都市わかもの就職支援センターです。最近では少しずつ秋めいて来ましたね。秋は就活を本格化する企業も学生も多い時期。今回は、2022年9月9日に、嵯峨美術大学の学生と巡ったオフィスツアーの様子を読者の皆さまにお届けします。(記事は【前半・後半】に分けてレポートします)
オフィスツアーとは?
京都市わかもの就職支援センターが行う「オフィスツアー」。このイベントでは、普段就活ナビサイトで企業の情報を収集しているだけでは得られない「リアル」な企業の姿を見ることが出来ます。オフィスツアーに参加することにより、仕事の魅力や働くことへの理解を深められ、今後の就職活動や自身のキャリアデザインについて考え行動につなげることが可能になります。
今回は「オフィスツアー前半」をお届けします。
早速オフィスツアーに行ってみましょう!
1社目 株式会社界グラフィックス(かいぐらふぃっくす)
12:50 界グラフィックス本社にて集合。
参加する学生さんが到着したところで、界グラフィックス小西さんの司会でオフィスツアーがスタート。企業の説明→ポートフォリオの作り方→質疑応答という流れで開催されました。
シニアディレクターとして長年にわたり開発に携わる小西さんから、これまで関わってきた作品の紹介をいただきつつ、界グラフィックスのデザイナーのお仕事や会社の制度について、いろいろとお話をしていただきました。
ポートフォリオの作り方については、入社された方のポートフォリオを見せて頂きながら、作品選定やレイアウトのポイント、また選考する側の評価基準についてご説明いただき、参加学生は真剣な眼差しでお話を聞いていました。ポートフォリオは最初の3ページが大事だそうです。
京のまち企業訪問でのご紹介ページ▼
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2社目 YUGEN(ゆーげん)
12:50 地下鉄「丸太町」駅から徒歩2分ほどのところにある日本茶専門店「YUGEN」前に集合。
ツアーは、作品展示スペースにて、事業説明・起業した経緯の説明→日本茶の試飲→質疑応答という流れで行われました。
YUGENの代表取締役社長須藤さんは、コロナ禍前にファーマーズマーケットで出会った農家さんたちが閉業を考えているということを耳にされたそうです。
小学校のころからお抹茶を嗜んでこられた須藤さんは「お茶がどんなものか知られるきっかけがないのは寂しく、もっと身近に感じてほしい」と思い、現在の前身事業であるteaスタンドを起業し現在の事業に至ったという熱いお話を伺いました。
熱湯でお茶を淹れてしまいがちですが、本来は75℃以下の温度で入れると渋みがなく、香りや色味も良いお茶が淹れられるそうです。
今回は、(1)75℃で短時間蒸らしたお茶と(2)75℃で蒸らし時間を長く(5分程)したお茶の2種類を試飲させていただきました。
(1)はこれまで飲んできたお茶の概念が覆るほど色、香りが良く、なんといっても全く渋みがありませんでした。(2)は(1)に比べて少し色味が濃く、渋みが少しありました。
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3社目 株式会社松栄堂(しょうえいどう)
14:00過ぎに株式会社松栄堂「薫習館」まで移動。
ツアーは、事業説明→工房・社内見学→芸術大学出身社員様の仕事紹介→質疑応答という流れで行われました。
企画事業部の中本さんの司会で、事業概要を説明いただいた後、社内見学へ。2018年に薫習館の開設に合わせリノベーションされたばかりの松栄堂本社。綺麗で開放的なオフィスに学生の顔も自然と笑顔に。また見学する先々で社員の方が明るく笑顔で挨拶してくださり、緊張もほぐれてきました。
本社2階の工房では、お線香を製造されている様子を見学し、その後3階の綺麗な本社のオフィススペースを見学しました。
(ショートMTG用に立席用のスペースがあり、ちょうど社員の方がMTG中でした。)
続いて制作室に勤務されている越川さんより、商品開発の手順やパッケージデザインをする際に心掛けていることをお話しいただきました。
越川さんが担当された商品の1つに、「六種花世界」という商品があります。若い人にもお香の良さ、楽しさを広めたいとの思いでパッケージのデザインも工夫されたそうです。
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いかがでしたか?
引き続き、オフィスツアー後半の様子もお楽しみください!
オフィスツアー後半はこちらより