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【アート×ビジネス共創拠点「器」×小学館文芸WEBマガジン「STORY BOX」】赤神諒「七分咲き(前編)」バナーイラストコンテスト受賞作品発表

小学館文芸WEBマガジン「STORY BOX」とコラボレーションし開催した、赤神諒氏による読切小説「七分咲き(前編)」のバナーイラストコンテスト選考の結果、前期の大賞を蘭香津美さんの作品に決定、その他、協力企業によるerumina賞(有限会社BESTPLAY)とHACKK TAG賞(株式会社IDEABLE WORKS)、審査員による特別賞をそれぞれ1作ずつ選出いたしました。たくさんのご応募をありがとうございました。

また入選作品は、本日4月10日より丸善京都本店でデジタル額縁による展示を行います(2024年5月7日まで)。
また、大賞作は本日配信の「STORY BOX」5月号に掲載されている「七分咲き(前編)」のバナーとなっています。小説とあわせてご堪能ください。

「STORY BOX」5月号(4/10 11:00公開予定)

https://shosetsu-maru.com/storybox/2024/05

【受賞作品】

大賞:蘭香津美

〈プロフィール〉
長野県飯田市出身、名古屋市在住。細密画家、イラストレーター。子供造形教室「黒猫工作室」代表、放課後等デイサービスアートディレクター。
https://www.instagram.com/meaw2500/

erumina賞:田中みゆ紀

〈プロフィール〉
宙(そら)を奏でる点描曼荼羅画講師&点描曼荼羅画アーティスト 
コンパスと定規、シャープペンシルを使って下図を描き、そこに生まれた形に導かれながら、黒い紙の宇宙に光を降ろすように、直感に従ってカラーペンでひと粒ひと粒点を打って描いています。一心に点描する時、「自分の中にこそ自分を癒す源泉がある」ことに氣づき、作品を通じて愛と希望と癒しをお届けしている。
https://milkyway-mandala-nagoya.amebaownd.com/
https://www.instagram.com/milkywayangel/

HACKK TAG賞:仙-sen-

〈プロフィール〉
2018年4月よりInstagramにて作品発表を開始。 仏教の美しくてユーモラスな世界観を、ペン画で表現しています。 正統な仏画ではありませんが、仏様の世界観に誰でもが知識無くしても入りやすい入り口となれたらと思っています。 主な作品展に「第一回絵と言葉のチカラ展」(入選)、「 世界絵画大賞展」(入選)、「 第10回美の起源展」(入選)、 「名鉄瀬戸線アートコンテスト」(入賞)、「第三回絵と言葉のチカラ展」(入選)
https://www.instagram.com/sen.1217/

審査員特別賞:ぽ

〈プロフィール〉
東京都立工芸高等学校アートクラフト科卒
武蔵野美術大学油絵学科版画専攻卒
https://www.instagram.com/popppppo30/

【審査員コメント】

赤神諒(作家)

甲乙つけがたい秀作ぞろいの中でも、ぽさん、仙-sen-さんの両作品は驚異の画力で、引き込まれるような世界観が構築されていました。悩んだのですが、蘭香津美さんの作品にはさらに橋や花、恋という小説の要素が盛り込まれており、小説とアートのコラボの観点から推しました。田中みゆ紀さんの作品も美しいのですが、小説との関係が見えないという難があり、大賞から漏れました。素敵な作品をたくさんご応募くださり、感謝感激です!

山本麻友美(京都芸術センター副館長)

小説からインスピレーションを得て、イメージを形にする作業は、楽しいものではないかと想像します。しかし同時にそれは、小説の内容を単になぞるだけではない、アーティスト同士の応答でもあります。
今回ご応募いただいた作品はどれも、赤神先生によって生み出された物語に新たな視点を与え、また次の想像力を刺激する力を持ったものばかりでした。特に大賞に選出された蘭香津美さんの作品には、物語への深い洞察とリスペクトを感じるとともに、蘭さんご自身のオリジナリティと高い技術が融合しており強く印象に残りました。ぽさんの余白を残した抽象化の技量と構成力、仙-sen-さんの独自性の高い繊細なタッチで生み出される世界観、田中みゆ紀さんの美しく時空の広がりを感じる点描にも魅力を感じます。第2回の公募、物語の後半を彩る作品にも期待しています。

富岡薫(編集者)

募集時に公開されたのは、200字にも満たないあらすじ。この200文字から、こんなに多彩で美しい世界が広がっていくとは……皆様の想像力とセンスに圧倒されたコンテストでした。中でも小説のタイトルやモチーフ、雰囲気を多く掬い取り、唯一無二の世界観に昇華してくださった蘭さんの作品は、大賞に相応しいと考えております。デザイナー・西村弘美さんによる作品バナーとしてのレイアウト、そして赤神諒さんが紡ぎ出す小説作品、それぞれのプロたちのコラボレーションも素晴らしいので、ぜひ「STORY BOX」5月号をご覧ください。

HACKK TAG(株式会社IDEABLE WORKS)

小説の世界観を人物を通して感じることができる素晴らしい作品でした。小説とアートの新しい鑑賞体験を想像し、選ばせていただきました。

erumina(有限会社BESTPLAY)

素晴らしい作品をありがとうございます。
京都を舞台にした小説に向けた作品ということ、eruminaの運営元である弊社も長年京都で事業をしていることもあり、点描曼荼羅画でしっかりと京都らしい和の表現がされていることに感動いたしました。eruminaとして今後ぜひ点描曼荼羅画とコラボレーションさせていただきたいと思い選出させていただきました。

入選作品の展示

「器」の入居企業でもある株式会社IDEABLEWORKSが提供する2.5gallery(デジタル額縁)で入選作品を展示します。
場所:丸善京都本店 B1Fエレベーター前
(京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 京都BAL)
期間:2024年4月10日(水)〜5月7日(火)※期間中無休
開店時間:11:00〜20:00
(店舗へのお問い合わせはご遠慮ください)

※入選作品(前編)展示期間終了後は、HACKK TAG(株式会社IDEABLEWORKS)による「...WITH BOOKS」 ART COLLECTIONを展示します。4/21まで作品募集中。ふるってご応募ください。
詳細はこちら:https://hackktag.com/event/1711515155580x582582220226035700


そして、2024年4月10日から5月9日まで、 前編に続き「STORY BOX」7月号(6月10日配信)に掲載予定の「七分咲き(後編)」バナーのためのアート作品を募集します。
みなさまからのご応募をお待ちしています。

公募要項はこちら

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