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お多福飴になれ。自分への提言

こんにちは。心に火を燈す経営パートナー、共燈コーチルタントです。
新しい年が明けました。
快晴の新春気持ちいいですね。
年末の出来事を、新年の抱負にかえて書きます。

自分は現在ある組織に月に数日
参画させていただき、
社員として主に新規事業の仕事をさせてもらっています。

筋違いの愚痴

これが、なかなか不便な仕事なのです。
基本、一人で急ごしらえの事務所兼窓口にいます。
(でもほとんど人は来ない)
急ごしらえのため隙間風が吹いて寒い、事務用品、設備が不足、掃除用品もアナログ、鍵がたくさんあってちょっと席を外すのも面倒、電気スイッチの場所が遠くて手が届かない、バックヤードと事務室間の通路が狭すぎて荷物をもって通れない、etc。。。

家に帰っても不平不満をぶーぶー。そういうことを言う自分は器が小さいと自覚しつつも、止まらない。不便さにとどまらず、仕事の内容や待遇にまで不満が噴き出てくる。

何のためにフリーランスになったんだ。こんな不便を強いられて仕事をするためではない。

仕事をいただいている感謝を忘れて、
まったく謙虚さがありませんでした。

座右の書に頭を叩かれる

自分はありがたいことに多くの良書に囲まれています。
もやもやしている時、疲れている時に
教えを乞うつもりで目についた本を読むようにしています。

仕事をいただいてるご恩を忘れて
グチグチ言ってる自分に、
座右の書のひとつである本の、この言葉が頭を叩いてくれました。

真心の生活は、いわばお多福飴の如し。何処を切るとも、そこにその人が全露呈す。
何事にてもあれ、大切なるは、根本の態度なり。弓道の学習は的中よりも姿勢を学ぶ。

森信三 下学雑話より

森信三氏の修身教授録の中にある言葉です。

人当たりの良い笑顔、仕事への真剣な姿勢は表面だけか。
お多福飴の切った箇所からは、不満の顔が出ている。

根本の態度を見直さなければ。
自分の心に火を燈し、手の届く限り周囲に火を燈していくことを志ているのだから、
まず自分自身の心を正し、
与えていただいた仕事、ご縁に対して謙虚に向き合いたいと思います。

自分への提言

さて、自身の心を正すといっても、何をすべきでしょうか。
そういえば、環境整備の意義は、履物をそろえると心がそろうということ。
まずは自分の身の回りを整えようと思います。

さっそくバックヤードに、◆人間を磨く9か条◆と書いて貼りました。

 ①カギは表口2か所かけましたか
 ②ロッカーのカギはかけましたか
 ③エアコンは消しましたか
 ④電気ストーブのコンセントを抜きましたか
 ⑤トイレの電気と換気扇を消しましたか
 ⑥表の張り紙を「CLOSE」にしましたか
 ⑦プリンターの電源を消しましたか
 ⑧床や水回りは汚れていませんか
 ⑨感謝しながら裏口2か所のカギをかけて退室しましょう

我ながら!これを見ると背筋が伸びます。
当たり前のことばかりですが、
タイトルに「人間を磨く」と書いたことで、
一つ一つを意識してやるようになりました。

心を正して日々の当たり前のことをやると、
愚痴も不満も出なくなるもんですね。
今日もここにご縁をいただいて無事に退室することに、
感謝が湧いてきます。

何処を切っても、
笑顔で人間を磨く顔が出続けるような
お多福飴になります。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。





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