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日本語授業準備でのマストアイテム

「しまった!学生に配るプリントを印刷しておくのを忘れた!」

「うわっ、聴解で使うCD、事前に内容をチェックしていない!」

これは私が日本語授業に入る前に気づいた、やり忘れたことの一例だ。数えたら枚挙にいとまがない。氷山の一角である。こういうことが授業前に起きると、非常に焦る。学校に着いたら、すぐに印刷室に走り、聴解で聞く内容を慌てて確認する事態に陥る。そして何とか事なきを得て、ホッ。滝のような冷汗が渇く間もなしに、授業に突入。

こんなことを繰り返すと、自分自身の心臓が持たないと悟った私は、ある方法を考えた。

「付箋」である。(「ポストイット」とも言う)これを使うことにした。「付箋」サイズは、7.5㎝×5㎝のもの。自宅での授業準備の中で、この時にはこのプリントが必要だと思ったら、その場で付箋にメモ。

・○○プリント印刷 ・音声教材チェック ・ネットの画像を確認 

などと書いた付箋を、授業進度表の入ったクリアファイルにペタリ。学校に行ったら、(私は現在、学校の無人教室からZoom配信している)すぐにこれを見て、即行動だ。

おかげで自分のうっかり忘れが劇的に減り、余裕を持って授業に臨めるようになった。授業の流れの中で必要なアクションが把握できるので、時間短縮につながる。

そのためにも私は、サイズが異なる「付箋」を何種類か、お気に入りのスヌーピーのペンケースに入れて常備している。何種類かのプリントが混ざらないようにするときには、5㎝×1.5㎝のものといったふうに。貼っては、剥がしができるので、使い勝手が満点。

小さな「付箋」だが、パワー絶大。いつでもどこでも、私と強い絆で結ばれたマストアイテムだ。


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