ポン酢の由来
取るに足らない小さなことでも、わかったときの気持ちよさは、春風が心の中を吹きぬけていくようだ。
夕食後。
めったに質問なんぞしない夫が、
「ポン酢って、なんでポン酢って言うの?」
食卓に出してあったポン酢のびんを見つめて、おもむろに口を開いた。
「え?なんでやろ?考えたこともなかったな」と思った瞬間、NHKの「チコちゃん」が「ぼーっと生きてんじゃねーよっっ!!!」と私の耳元でささやいた。
「はい、すみません」素直に謝った私。すぐネットで調べてみた。
柑橘類を意味するオランダ語の「pons」から「s」が「酢」に当てられ、「ポン酢」となった。もともと「pons」はカクテルの一種の「ポンチ・パンチ」のことだったらしい。(参考 ウィキペディア・語源由来辞典より)
なるほど~
オランダ語と深い関係があったのか・・・「コーヒー」「ガス」「ランドセル」などもオランダ語。生活の中に当たり前のように溶け込んでいて、オランダ語とは思えない。
なんか面白い。隠れた存在がアピールしているようで。
きのうより、この瞬間にちょっと「ものしり」なれて、素直にうれしい。
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