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Zoom授業 デビュー

いよいよ私の所属する日本語学校でも、来週からZoomを使った授業が始まる。今まで、対面でしか授業をしてなかった私にとって、ちょっとドキドキ、でもちょっとワクワクといった気持ちが、ないまぜになっている。

もともと機械音痴だから、パソコンもうまく使えているとは言い難いし、携帯電話も100%使いこなせているかと言われたら、答えはNoだ。しかし、このICTの波に否が応でも乗らないといけない。私は海でサーフィンをやったことがないが、まさにICTの波に、今にも揉まれそうになりながらも、かろうじてサーフボードにつかまっている(立っているのではなく)落ちこぼれサーファーのようである。

それでも、今のICTの技術には驚嘆に値する。家に居ながらにして、Zoomという手段で授業や学習ができるのだから。このコロナ禍で普通の授業ができないのは寂しいし、残念だが、学生たちにこの「ICT技術」をいかんなく使って別の視点から授業できるのは、ある意味有り難いのかもしれない。もし、こういった技術がなければ学校のみならず、会社、職場でもリモートワーク・テレワークという働き方はできないのだ。

ICTに疎い「落ちこぼれサーファー」の私だが、一つ一つ習得に時間はかかっても、昨日知らなかったこと、できなかったことが、今日わかり、できるようになるというのは本当に嬉しい。遅々たる歩みがもたらした「小さな進歩」を感じるからだ。こんな社会情勢にしか、私自身、積極的に学ばなかったのだから、「禍福は糾える縄の如し」と言ってもいいのかなと思う。

さて、また今日も、少しでもZoomがうまく使えるように取り組んでみよう。そして来週の「Zoom授業」で、スムーズなデビューができるように、前向きに新しいチャレンジをしたい。


#エッセイ #日本語教育 #日本語教師 #ICT #Zoom #小さな進歩

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