買い物ついでの期日前投票

期日前投票に行ってきた。

しかも、買い物ついでの投票だ。「ついで」なんて書くと、参議院議員選挙に対して、大変失礼な表現かもしれない。でも、本当に「ついで」を強調したい気分なのだ。

私は選挙の時、近くの小学校まで投票に行く。ここが決められた投票所だからだ。

それが、今回。いつも利用する大型スーパーに、期日前投票ブースが設けられたのだ。しかも、入場整理券も必要なし。では初めてだけど、ここで投票してみようと突然、考えを変えた。

まず、備え付けの用紙に氏名や住所、生年月日などを記入し、受付に提出。そこで、パソコンで本人確認が終わったら、後はいつもと同じ流れ。5分足らずで投票完了。

この便利さ。実際、買い物のエコバックを抱えて投票したけど、同じく買い物帰りの女性や、大型ベビーカーの赤ちゃん連れで投票されていた男性も見受けられた。

本当に楽！決められた投票所は広いけど、ベビーカーや車いすの方はちょっと大変かも。それに、わざわざ選挙のために出向く必要がある。（当然だけど）

でも「～ついで」なら、メインの用事に引っ付けて、投票があっという間にできる。これは、「時間短縮・面倒くささ激減+国政に参加した感」というメリットがある。

政府は、もっと期日前投票ができる場所を、全国に増やしてほしいと思う。それも、国民が立ち寄りやすい場所に。運営のための人件費がかかるかもしれないが、選挙離れする国民を、少しは引き留められるのではないだろうか。そして、あらゆる世代の有権者を、選挙に振り向かせる助けになるのでは？

買い物ついでの期日前投票を終えて、考えさせられたことが多かった七夕の日だった。

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