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「アルバリーニョ」と「アルモノワール」

以前書いた以下の記事。

2021年春に植樹する用の苗木を確保できホッとしている、との記事を去年暮れに書いた。
まぁしかし出来事自体はそれより前のことである。

お願いしていた苗木屋さんから今日電話があった。
なんだろう、と思って電話に出てみると、驚きの報告が。

「アルバリーニョとアルモノワールを間違えてしまったようでアルバリーニョの在庫がありません…。」とのこと。

一瞬、意味がわからず固まってしまった。

発注していたのは白品種のアルバリーニョで、黒品種のアルモノワールと間違える意味がわからなかった。
性質も違えば韻を踏んでいるわけでもない。見分けがつかないわけがない。
しかも老舗のブドウ苗木専門業者である。
電話でなく、メールでしっかり文面にしてやりとりをしていた。

春に植樹する分の割合の約半分の本数。
まさか、そんなことある?と。

苗木業者としては、正月明けに確かに在庫確認をする。
ダメだったらダメで最初の時点で知らせてもらえればそれはそれで対策が打てるが、これが去年のうちに他業者に連絡をして発注を取り付けるのと年明けに連絡をするのとでは大きく対応が異なってくる。
正月明けになると、もう来年植樹用で発注を受け付け計画を立てる期間だからだ。

今後の業界発展のためにも、あえて名前は伏せようと思うが、U社が言うには、「ウチは基本発注制で、来春植え付けの分でしたら優先的にさせていただきます」とのこと。

…いやいや、違う。

在庫確保の話は…?と。

どうしよう。本当に困った。こんなことあるんだと。
アルバリーニョとアルモノワールの違いがわからない、老舗を謳うブドウ苗木専門業者が存在するのか…?と。
存在したとしてもその後の対応が正直残念でガッカリ。
そんな業者と今後取引する気も起きなく。
一般の人がわからないのは当然として「老舗」の「専門業者」とは???

わかりやすく例えるなら、アニメ評論家と謳う人がおジャ魔女の"ドレミちゃん"とドラえもんの"ドラミちゃん"を間違えるようなモンですよ、と。
ドレミちゃんの画を発注したらドラミちゃんの画を描いてましたすみません、と。

えええ?!?!なんで?!納期はどうしてくれるの?!と。



損害賠償請求も考えたほうがいいのかな…と思いつつ。まぁ…自分の至らなかったであろう点も見つめ直しながら…もう次に繋げていくしかないかな…、と。
もうこの問題は納期無理なので。
いやでもそんなことあり得て良いの???と。

どうしようか。


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