YouTubeとローカルマーケティング

日々の業務のなかで思い付いたローカルマーケティングのあれこれは、Tumblrにメモ書きしています。

例えば、こんな感じで。

特にリアクションを求めるわけでもなく、フォロワーを増やそうともせずに個人的なメモのような感じで書き込んでいます。

で、これは文章をまとめておこうと思ったときに登場するのがこのnoteで、メモ書きの内容を補足したり、行間を埋めるような形で文章にしています。

ってことで、今回のnoteのテーマは「YouTubeとローカルマーケティング」について思ったことです。

チャンネル登録者100万人のトップユーチューバー

TAISHITOWNでもYouTubeチャンネルを持っていて、600人程度のチャンネル登録者がいるのですが、100万人なんて夢のまた夢です。

YouTubeでチャンネル登録してまで視聴しようと考える人数が極めて限られていて、再生数が伸びたとしても登録者数はほとんど伸びません。

なので、100万人もチャンネル登録者がいたらトップユーチューバーとして崇められ、大きな影響力を持つとされています。

100万人のなかにも地元民は100人しか居ない

で、本題なのですが、うちの会社の本拠地(Tumblrには具体的に地名を書いている)は、人口が1万4000人程度の小さな街です。

日本の総人口である1億2000万人のうち、だいたい0.01%程度が地元に住んでいる人口だということになります。

日本にある市区町村の数は2000弱ですので、ひとつの市区町村あたり6万人くらいになるはずなのですが、地方のひとつひとつの町や村の人口は平均を大きく下回ります。

0.01%ということは日本国民が1万人集まっても、そこには地元の人たちは1人しか居ないということを意味します。

つまり、さきほどのトップユーチューバーのチャンネル登録者100万人という数字に当てはめてみると、単純計算でこのチャンネルを視聴している地元民の数は100人ということになります。

かなりのトップユーチューバーでさえ、うちの地元では100人に伝えることしか出来ないということです。

ローカルマーケティングの難しさ

私はこれまでマスの広告やPR手法については、さまざまな形で携わってきました。SEOとか、オウンドメディアとかには長けているつもりです。

でも、これをローカルマーケティングに活かそうとしても上手くハマらないことが多くて、この記事に書いたような壁にぶつかりました。

幸いにも2021年、ネット界の巨人であるGoogleでもローカルマーケティングや地域セグメントなどに舵を切る気配があります。

MEOと訳される「マップ最適化」が本格化してきたのも、ローカルマーケティングの必要性を多くの人たちが感じている証拠でしょう。

一応、うちの会社ではMEOのノウハウはあるので、これに関しては既に対策を進めていて、地元エリアへのオンラインでのアプローチには成功しつつあります。

でも、まぁ、Googleマップの対策だけをしていれば商売が成り立つほどローカルマーケティングは甘くないので、いろいろと模索している段階です。

YouTubeに関しても、地元の人たちだけをターゲットとしてチャンネル運営をすることで、大きな影響力を持つことができるかもしれないので、これから少しずつ取り組んでいきたいと思います。

ちなみに、これからチャンネルを開設しようと考えている方にはYouTube収益化のためのサービスみたいなのもあります。

以上、皆さんの会社のローカルマーケティングにも活かすことができる何かがありましたら幸いです。

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