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陶器について ②

 こんにちは。
 今日は土曜日・・・おうちでゆっくりされている方も多いでしょうね♪
 我が家は一応「法人」という事になっていますが、家族経営、悲しき自営業・・・イエ!イエイ!!楽しい自営業♪
というわけで、いつでもお休みが取れる、一年中お休み(笑)

 陶器のお話を少し。
 我が家は陶器屋なので、「陶器っていうのはこういうものは”当たり前”の事」として特に説明されることもなかったのですが、ここ最近は催事などで陶器の使い方について質問されることが多いので、少しお話として書き留めておきます。

 陶器は基本的に粘土が粗目なので、急須や湯呑・カップなどに水分(水)を入れて一晩そのまま放置しておくと汗をかいたように染み出してきます。
 それは長く使っていくと、だんだん茶渋や灰汁が粘土のキメに入っていくので染み出しは収まってきます。
(↓こんな感じでしょうか・・・)

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 陶器は釉薬をかける事で、表面をガラス化させて染み出しにくくしていますが、顕微鏡で見ると隙間があるので、どうしても染み出しやすいです。
 またその隙間に(貫入といいます)に茶渋や灰汁がつき風合いが変わってきます。
 経年変化を楽しんで頂く事が出来ます。
 銀幕のスターみたいですよね~これは言い方が古かったか・・・(;^_^A

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 陶器の裏面(高台)・・・足の部分。には釉薬がかかっていませんので、ざらざらしています。
 うちではサンドペーパーなどで研磨してから出荷していますが、まれに研磨していない場合もありますので、おうちでサンドペーパーなどで足の部分(高台)をすりすりしてしてあげて下さい。十分にけがをされないようにご注意ください。
昔は高台の部分がザラザラしているので、砥石の代わりに包丁をこすったとか・・・

 それくらい高台の部分はザラザラしているので、木製品とかガラスの上を”ズリッ”と引きずるとキズが付いてしまうので、木製品やガラスの上ではご注意ください。

 陶器は保温性にも優れているので、温かいお料理やお茶を入れる時はお湯通しするとか湯呑やコップはお湯を入れて温めてから使うと、お料理やお茶が冷めなくて良いです。
 反対に冷たいお料理や飲み物は冷蔵をで冷やすとか水通ししてから使うと、良いです。

 今度は長く使わない時・・・陶器は隙間があるのでそこに水分がある程度残ってしまいます。表面が乾いているだけでうちっかわは水分が残っていることが多いです。
 長くご使用にならない場合は、裏面もしっかり乾かしておかないと、表面にカビが生えて黒くなってくることもありますので、十分乾かしてください。

 こんな事ばかりだと、陶器ってメンドクサイな~って思うかもしれませんね。
 でもね、陶器は大事に大切に扱うと、本当に長くそばで寄り添ってくれますので、是非お気に入りの陶器を見つけて下さい。
                             ~続く~ 

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「スキ」をして頂き有難うございました。
京都で生まれ、育ち、干支が生まれた年に戻りました。 様々な人々に出会い、教えていただいたことを今度は返す番にになったのかもしれません。 晋六窯は京都で三代続く窯元です。 日々の思いを少しづつ書き留めたいと思います。