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【ウズベキスタン】爆音流れるパリピなサマルカンド(旅26日目)

こんばんは!

今日はウズベキスタン最大の見所サマルカンドを巡ります!

なかでも楽しみにしているのが
”イスラム世界の宝石”と称されるレギスタン広場

個人的な話をすると
世界一周に行っていた大学生の時に、このレギスタン広場の美しさを知り
絶対にこの目でいつか見たい!と思い4年越しに念願叶ったのがここの場所なんです!

中央アジアを知れたのもこの場所があったから!
さあ念願のサマルカンド!どんな場所なんでしょう


2022年11月4日 サマルカンド

サマルカンド街歩き

今回泊まっている宿「Amir Hostel」から1番のメインスポットであるレギスタン広場までは歩いて15分ほど!

数年前までのブログを見ると舗装されてない道なども多かったようなのですがサマルカンドが思ったよりも綺麗でびっくりしてます

どうやらこの数週間前に上海機構というサミット的なものがあったらしく
それに向けて急ピッチで整備したんだとか

街の人も、習近平がきたとかプーチンが来たとか言っていたのでかなり大きな出来事だったんだと思います

メインのレギスタン広場に行くまでに朝飯を調達
カロリー以外で朝飯の要素を一切満たしてないです


4年ごしの念願 レギスタン広場

このサマルカンド、そしてそのメインとなるレギスタン広場

当時見ていた世界一周ブログで一目見てからずっと行きたくて楽しみで仕方のなかった場所なんです

いよいよ拝める念願の場所

こんなに待ちわびた場所はもうない気がします!!!

頭の中にはもう勝手にBGMが!

ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ(脳内再生)

お!!!ついに見えてきた!!

ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ(止まらないBGM)

ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ、ズン…
(いや、良い加減うるさいな頭の中)



ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ、



(なんだこのクラブミュージックみたいな音楽は。)

(せっかくのサマルカンドなんだからもっと世界ふしぎ発見みたいな格好良いの流してくれよ。。)

ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ、ズンチ……




(あれ、どうやら幻聴じゃないぞ。)

そして気づいてしまったのです。
街に待ちわびたレギスタン広場のこんな姿に。。。


なんかでっかいステージが建ってるーーーーーー!?!?

いや、もうがっかりとかじゃなく面白いです笑
こんな漫画みたいなことあるのでしょうか?

これではレギスタン広場も台無しです。
楽しみに待ちわび続けた4年間を返してほしい

多分地球人のなかでも五本の指に入るぐらいこのレギスタン広場を楽しみにしていた自信がある私。

それを盛大に祝ってくれるようなEDM調の爆音のミュージック
(いや、せめてもう少しおごそかな曲にしてくれ、、)

どうやら明日、サマルカンドマラソンという中央アジアでは最大の規模のマラソンがあるらしく
このステージもそれに関連したものなんだとか。

なんともおめでたい日に来てしまいました

シヨブ・バザール

仕方ないので今日はサマルカンドの他の場所を巡ります

まずはレギスタン広場の近くにあるバザール

サマルカンドのバザールは歴史が古くシルクロードの時代から中央アジア最大の市場として賑わっていたそう

”世界一固いパン”と称されるサマルカンドナン

長い砂漠の旅路でも日持ちするよう固くなったそう
後日食べたのですがパンの概念がどこかに行くほど固かったです

そして、もはや恒例となったバザールでの昼飯

今日は中央アジアでお馴染みラグマン
麺料理の起源ともいわれている料理で
私の大好きなラーメンもここから派生したのかと思うと頭が上がらない存在です

28,000スム(335円)

キルギスのラグマンとほぼ一緒でしたが、ウズベキスタンは別皿でヨーグルトのようなものがつくみたい

ビビハニム・モスク

このモスク、ティムールの最愛の奥さんの名前にちなんで付けられたモスクだそうで通りを挟んで反対側にはビビハニム自身のお墓もあります

なんだかタージマハルを思い出させるエピソードです

このモスクは今から600年前当時世界最大のモスクだったのだとか

この話には面白い逸話があって興味ある人はこちらを読んでみてください!もっと詳しく載っています!

世界一青いお墓たち


さてもう一つの見所シャーヒズィンダ廟群へ!

ここはティムール帝国ゆかりの人々が眠る霊廟が集まっていて
美しい青が特徴のサマルカンドの遺跡のなかでもダントツで青っっ!と感じる場所でした

入り口でチケットを購入
30000スム(370円)

入り口からまず見えるのは「天国の階段」

なんでも行きと帰りで数えた階段数が一緒なら天国に行けるんだそう!
(ちなみに私は五段分ぐらい帰りの方が少なかったです)

階段を上り切った先に見えるのは全部が青に包まれた世界。
これがサマルカンドブルーか。。

タイルの装飾も至るところまで細密で手が込んでいて
偶像崇拝を禁止するイスラム教だからこその美観が伝わってきます

ここシャーヒズィンダ廟群は9~14世紀にティムール帝国に関連した人々が祀られているのですが
興味深いのは戦争で大活躍した将軍などだけでなく、天文学の先生やティムールの姪など様々なタイプの人が祀られているということ

ティムール帝国はあのオスマン帝国を壊滅寸前まで追い込むなど武力による印象が強いですが、天文学を始めとした文化レベルも実はかなり高かったらしいんです

特に首都であったサマルカンドでは多くのマドラサが建てられたり、各地から秀でた才能が集まり学問が大きく発展したんだそう

このシャーヒズィンダ廟の建築や装飾の細かさからもそれが伝わってきます

いやー!めっちゃ良かった!満足!

入るか入らまいかパリピなレギスタン広場

さて
なんだかんだで文句をいってたパリピレギスタン広場も気にはなる

というかせっかく中央アジアまできてここに入らないのは勿体なさすぎでは!?

ステージ近くにいたガードマンに「このステージっていつまである?」と聞いたところ

「明後日までかな」とのこと

本当は明日の早朝にサマルカンドを出る予定

でしたが、サマルカンドはもう少しじっくり見て次の街ブハラに行くのは1日ずらそうかと思います

せっかく、中央アジアまで来たのだからもう少し粘っていたい

(こうやってどんどんスケジュールが後倒しになっていく)

夜もライトアップされたレギスタン広場を楽しみにしていましたが
現状はこれ↓

(笑)

相変わらずEDMのクラブミュージックがガンガンにかかってます

日本だと東大寺のお堂でパンクロックのライブをやってるようなものでしょう
鑑真もビックリです

おまけ:サマルカンドでポストカードを出せる場所

サマルカンドはさすが観光地なだけあってどこでもポストカードが売っています

そしてポストオフィスも比較的見つけやすかったです!場所はここ↓

グーリ・アミール廟の近くにあるツアー会社で出せました!

なんと切手代は驚異の85円
中央アジア安すぎます


明日もサマルカンドを回ります!

レギスタン広場リベンジなるか!

ではでは〜


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