見出し画像

教育メントレvol.7 『奪われた自己効力感を取り戻す』

教育メンタルトレーニングを活かした学級経営を始めて1ヶ月が経ちました。
この1ヶ月は子ども達が奪われた自己効力感を取り戻すことに専念していました。

自己効力感(セルフ・エフィカシー)とはカナダ人心理学者アルバート・バンデューラが提唱した、

「ある状況において必要な行動をうまく遂行できると自分の可能性を認知していること」を言う。

簡単に言うと 「いけそうだな!」「できそうだな!」と自然に湧き出てくる感覚のことである。

自己効力感を感じた瞬間にやる気が自然と高まり、パフォーマンスが向上することがある。

(株)メンタリスタ監修『ロジェスタ』ベーシックより

何の根拠も理由の説明もなく、あれは駄目、これは駄目と言われ続けてきた子ども達は、自己効力感が全くありませんでした。
いや、奪われていました。
なので、常に考えることを辞め、確認のみに徹し、言うことだけを聞いているロボットになっていました。
そこで、奪われた自己効力感を取り戻すために、この1ヶ月やり続けたことがあります。

① 確認の質問には質問で返す

② ハンドルを握らせる

③ まずは小さな事から結果に対するプロセスのフィードバック

この3つを意識するだけで、子ども達は様々な反応を起こしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?