耐えた季節のその後に
夜が明けたら予報は雨
だからなのかな
今はとてもしずかな夜
昨晩のつよい風は
春にむけて色づきはじめた桜並木に
おそいかかっていた
でもながいふゆを耐えて
満開の桜並木
目指す桜たちには
そんな苦難は関係なかった
きっと
夜があけて
雨がふりだしても関係ないだろう
だって
これから先の
どんな苦難がおとずれようと
それをはね返すだけの
そんな季節を耐えてきた
だから
今はただ
耐えた季節の疲れをいやし
えがおで焦らず
余裕をただよわせながら
きたる季節を楽しむのみ
そう言わんばかりに
そこにたたずむ桜たちはいる
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