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私が囲碁をはじめたら、息子が変化した

囲碁をはじめてから、約3か月。

囲碁をはじめてからというものの、いろいろと変化があった。

1番変化があったのは息子。
昨年、問題を起こしたあの息子である。

↓↓↓私が囲碁をやる理由、息子についてはこちら

今朝、スーパーでばったりママ友に遭遇して、その問題について話した。あの息子がそんなことをするなんて!とママ友もとても驚いていた。

そんな、まだまだふわふわしちゃう、良し悪しの判断もまだ完璧じゃない、心配事の多い小学1年生の少年は、母である私が囲碁をはじめてからか、この約3か月で随分と変貌を遂げた。


まず一つは、表情の変化。

小さな頃からずっと、なんとなく何か言いたげな表情と、いつも眉間にしわを寄せていた息子。何か不服そうな、そんな表情。私も薄々気が付いていたけれど、ずっと見て見ぬふりをしてきた。そんな息子が、気が付けば今は、心から滲み出るような明るい表情と、屈託のない笑顔。とても晴れやかな表情が見ていて気持ちがいいくらい。何より、目がいつもキラキラしていて、心から幸せそうな、そんな表情を毎日している。いつしか眉間のしわも消えていた。

それを見ている母親の私は、毎日毎日、息子のやわらかなかわいい笑顔を見るたびに、心がジーンと温まって、幸せな気持ちにさせてもらっている。

まるで、親ばかのようなことを言っているけれど、元々は私はそんな愛情深いお母さんではなかった。

ぶっちゃけ、元々子供は苦手だったし、自分の子供を産んだからって「溺愛」にはほど遠い子育てをしてきた。それこそ一時期、社会から離れ、子どもと二人きりで一日中家にずっと居るときは、何度も何度も息が詰まった。自分が自分じゃないような、感情がぐちゃぐちゃになって、ネグレクトに近い時期もあった。これ以上家にいたら子供を傷つけてしまうかもしれないという気持ちから、自分の環境を変えるべく、託児所付きの職場に勤めたこともある。

そんな私が、今は子どもたちのことが、愛おしくてたまらない。

息子と娘の顔を見ると、「かわいい~」「あんたたち可愛いね~」と、つい心の声が漏れてしまい、ぎゅっと2人を抱きしめて、心から幸せを感じさせてもらっている。

寝顔なんて最高だ。産まれたときから大きくて、顔もしっかり出来上がっていた息子。赤ちゃんのときとちっとも変わらない息子の顔や、まだまだふにゃふにゃで柔らかい娘の肌や手を握っては、毎晩幸せな気持ちに浸っている。


息子が変わったのはこれだけではなかった。


学校生活も一変。先生も驚く。

とある参観日、息子は席替えをして一番前の席になっていた。

初めていった参観日のときは、一番後ろの席で、なんとも授業態度が悪かった。上靴を脱いで遊ぶわ、先生の話は聞いてないわ、授業中に隣の席の人に話しかけて遊んでいるわ…まぁ、ひどかった。

それが、なんとまぁ、どうしたことか。別人と化していた。

一番前の席には、授業態度が悪い子が座らされると聞いていたので、あぁ~やっぱりか…と思っていたら、アレレ???

先生の話を真剣に聞いて、積極的にバンバン手を挙げて発言していた。困っていた周りの席のお友達に手を差し伸べるし、当てられてないのに全部の質問に一人だけ答えているし…(これには笑えたけど)。

「〇〇くん、この最近すごいんです!お家で何かされたんですか?本当にすごいんですよ。お母さん褒めてあげてください!」と、担任の先生。


極めつけはこれ。

学年で1人だけ、年明けに「新年のちかい」を全校生徒の前(コロナで全校放送になったけど)で発表する機会がある。なんと息子は自らそれに立候補していた。それも、立候補者は数人いたのだが、みんなで話し合って、息子がそれを勝ち取ったのだという。冬休み明けすぐにその本番。毎日毎日、家で読んで練習したおかげで、当日は台本なしにうまく話せたと、自信に満ち溢れた表情で帰ってきた息子。

感動した。
たくさん褒めた!


おうちのお手伝いも

頼み事をすると、今までは「え~」って面倒そうに嫌々やっていたけれど、今はそんなこと、ほとんどない。「あぁいいよ!」と快く、軽快に動いてくれる。


すごいなぁ~すごいなぁ~

って、毎日感心している。

子どもって本当にすごい。

何でもっと早くに気が付かなかったのかな、っていうくらい。


いや、なんで私、もっと早く囲碁しなかったのかな?

いやいや、自分と向き合うと決めて人生さんに囲碁をお願いしてよかった!


とはいえ、まだまだ、現在進行中。

きっとこれは、ほんの序の口…

まだまだ、これから。


そして、息子の成長、変化も続く。





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