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病気を治してくれるのは誰?

こんにちは。ホリスティックセルフケアの水野京子です。

今回のテーマは、

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自らの持つ治癒力を信頼する

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先月、娘たちが風邪をひいて寝込んでいたときのことです。
次女から始まり、具合の悪い次女を見て長女が動揺していたので「お薬をちゃんと飲んだから大丈夫だよ」と声をかけました。
その後しばらく経って、自分が娘に「薬が治してくれる」と言っていたことにハッとしました。

病気は薬が治してくれるのでしょうか⁉︎

薬は治癒を促すものサポートするものでありますが、薬だけで病気から回復しているわけではないですよね。
うっかりでた言葉でしたが、子供の頃から植え付けられた考え方で、いまだに無意識にそのように思っていたとは医師として恥ずかしい。。。

この記事を読んでくださっている方の中にも「薬が病気を治してくれている」と思っている方は多いのではないでしょうか。むしろ私たちはどこかでそう思わされるように教育されてきたところもありますので、必ずしもこのように考えたからといって、自分が間違った考え方をしていると一概に責められないと思います。

ただよく考えれば、最終的に直してくれているのは自分の中にある治癒力ですよね。だから、薬だけ飲んで、相変わらず不摂生を続けていたり、生活習慣などを振り返らずにいたら、一時的にお薬の力で症状は良くなるかもしれませんが、結局のところ根本的な解決には至りません。風邪くらいですと、そんな考え方でも十分かもしれませんが、慢性の病気や症状と向き合う場合、やはり自己治癒力を引き出していくことが大切になってくるんじゃないかと思います。

ポジティヴヘルスでは「クモの巣」というツールを使いながら自分が主体となって自らの健康を考えていきます。自分で自分の現状を把握し、自分自身にどうありたいかを問う、セルフケアの方法とも言えます。
そんなふうにしてポジティヴヘルスの考え方を取り入れていくことで、「自分が自分の健康の主体なんだ」という感覚がはぐぐまれていきます。

今までの身についた思い込みや考え方を急に変えるのは簡単なことではありませんが、ポジティヴヘルスの考えを取り入れることで少しずつでも意識が変わるきっかけになればと思います。

その後、娘たちには、風邪の症状がだんだん良くなってくる過程で、「自分の力でがんばってお熱を乗り越えたね」「自分の力でウイルスに勝ったんだよ」「辛かったね。よくがんばったね」というように声のかけ方を変えました。

たかがちょっとの声がけですが、こうすることで娘たちが「自分の力で治った!」「自分には治す力がある!」ということを知ってもらいたいと思いました。
小さい頃から、このように声をかけられていたら、きっと大きくなっても自分の力を信じることができるんじゃないかと思っています。

これは風邪や病気だけの話ではなく、これから子どもたちが大きくなる過程でいろいろな困難に出会っても、自分にはそれを乗り越える力があると信じでほしいという願いもあります。

私自身に対しても、自分の可能性を信じ、自分の力を信頼したいと思います。

みなさんはいかがですか?
なんらかの気づきになれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。




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