【立憲民主党の派閥】新政権研究会(泉健太派)
(1)概要
1.分類
立憲民主党の派閥(党内第二派閥)
2.領袖
泉健太 立憲民主党代表(第2代)
3.結成日
・2021年2月27日に名称と参加予定人数、準備会合の開催が報じられる[1]。設立は今春であると報道されており[2]、2021年3月1日~5月31日のどこかであると考えられる。
・新立憲民主党に合流した議員のうち、泉健太と同じく旧国民民主党の出身者が中心となって結成された。
4.主たる事務所の所在地
東京都品川区東大井5-7-9サマーハイム東大井803
5.所属議員数
・朝日新聞調査…20人台半ば(2021年11月6日時点)[3]
・読売新聞調査…22人(2021年11月17日時点)[4]
・毎日新聞調査…約20人(2021年11月27日時点)[5]
・日経新聞調査…20人規模(2021年11月30日時点)[6]
・産経新聞調査…25人前後(2021年12月9日時点)[7]
・政治資金収支報告書の記載…26名(2022年度分)[8]
全体の情報を総合すると、所属議員数は20名以上、26名以下であると思われる。なお、政治資金収支報告書で新政権研究会に会費を納入した会員には、現職議員ではない平野博文、荒井聰、高松智之の3名も含まれていると推測される。
したがって本記事では、新政権研究会の所属議員数を26-3=23名であると推定している。そのうち、所属していることが明らかであるのは21名で、残る2名は判明していない。詳細については「(3)所属議員一覧」を参照。
(2)役職
〇相談役
・平野博文(2021/12/09~)
・荒井聰(2021/12/09~)
〇会長
・初代 泉健太(2021春~2021/12/09)
・現在 空席(2021/12/09~)
〇会長代行
・渡辺周(2021/12/09~)
〇幹事長
・城井崇(2021/12/09~)
〇会計責任者
・森本真治(?~)
(3)所属議員一覧
1.現職議員
・先述の通り23名の現職議員が所属していると推定される。
・現在、21名が判明。
・新政権研究会のみ所属14名、他派閥との掛け持ち8名(掛け持ち率34.8%)
・2021年立憲民主党代表選では、会員のうち少なくとも9名(青山大人、荒井優、井坂信彦、下条みつ、福田昭夫、古賀之士、田名部匡代、羽田次郎、森本真治)が泉の推薦人となった。
◇衆院議員 14名
荒井優(北海道3区比例)【菅派/赤松派】*
緑川貴士(秋田2区)【重徳派/階派】*
小熊慎司(福島4区→福島3区[1])【重徳派】*
青山大人(茨城6区比例)
福田昭夫(栃木2区)
伊藤俊輔(東京23区比例)【重徳派】
下条みつ(長野2区)[2]
渡辺周(静岡6区比例)*
源馬謙太郎(静岡8区)【重徳派/階派】*
大西健介(愛知13区)
泉健太(京都3区)*
森山浩行(大阪16区比例)【野田派】
井坂信彦(兵庫1区)【重徳派】
城井崇(福岡10区)*
◇ 参院議員 7名
徳永エリ(北海道偶数)
田名部匡代(青森偶数)*
小沼巧(茨城奇数)
羽田次郎(長野奇数)*
森本真治(広島奇数)*
宮口治子(広島奇数)【重徳派】
古賀之士(福岡偶数)*
2.総支部長
◇衆院候補予定者
高松智之(東京28区)【重徳派】
3.元国会議員
余談―Wikipediaとの比較
2021年春と比較的最近結成された派閥であることもあり、ウェブ上で情報を得られやすいため、Wikipediaと大きな差はない。
ただし、Wikipediaは所属議員のうち、福田昭夫、青山大人、荒井優、小沼巧、神津健について出典が掲載されていない。特に、神津健は従兄弟の羽田次郎が所属していること、2021年立憲民主党代表選で泉の推薦人となったことから、所属している可能性が高いと本記事を執筆した私も考えている。
しかし、所属の根拠となるSNSの投稿、政治資金収支報告書、メディアの記事を発見することはできなかった。Wikipediaの編集者たちは、本記事の示すところによって所属が確実な福田、青山、荒井、小沼の4名はいうまでもなく、とくに神津の所属を証明しうるソースがあるならば示すべきである。
なお、本記事ではすべての所属議員について出典を掲載し、Wikipediaが所属議員として記載していない緑川貴士、伊藤俊輔、古賀之士の所属を確認し掲載している。
(4)政治資金収支報告書
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