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インテリアコーディネーターの仕事②〜そのラグには悪霊が憑いている〜

元インテリアコーディネーターのきょんちーです。

10年間ほど、高級マンションや高級賃貸マンションにご入居される、経営者、お医者様、外資系企業、外国人の方、ホストetc…のインテリアコーディネートを担当しました。

彼らのプライベート空間であるお部屋の中に入り込む職業柄、外側からは決してわからない、見えない、彼らの驚く生態やこちらの想像を超えた要求、クスリと笑える場面に多々遭遇してきました。それらについて、シリーズでご紹介します。

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こんにちは。
毎日暑くてしょうがないですね。
でも夏らしくて暑いのはそんなに嫌いじゃないです。
そんな暑い夏にはやはり怪談話という事で、ささやかな冷んやりを皆様にお届けします。

自分でビジネスをやっている方って、そのビジネスの大小に関係なく、その方独自の心の拠り所を持っている方がとても多いです。

自分で決めた事がそのまま会社の先行きを決めるのですから、プレッシャーは相当のものであるのは想像に難くないですし、自分の部下に相談するわけにも行かないですよね。

これは先輩コーディネーターに聞いた話ですが、

とある女性経営者の担当になり、いろいろ打ち合わせをした後で、ようやく購入していただくアイテム一式が決まった際に、女性経営者から、契約の前にある人にアイテムを見せたいと申し出があったそうです。

ちなみに決まったアイテムはカーテン、ラグ、テーブル、チェア、ベッド、照明などで、ご家族かなと思い、実際それらが手にとってみれるショールームへご一緒することになったそうです。

女性経営者と現れたのは、お抱えの女性占い師?だったそうです。

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