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バックアップなき大動脈ヤバいって

こんばんなまらステ🧡Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ✨

東海道新幹線の混乱が止まらない。

事故そのもののお粗末さもあり、絶対に衝突事故を起こさないとしてきた東海道新幹線の神話自体にメスを入れなければいけないけど、それは明日以降徹底追求されるべきこと。

当初の全面運休から部分運休になったのはいいけれど、そのパフォーマンスは1割といったところで酷いのひとことに尽きる。

それについて3つの観点から考えてみたい。

①東海道新幹線自体の融通性の低さ

豊橋ー三河安城間で事故が起きたけれど、実際には浜松ー名古屋間で運休している。

また、東京ー浜松間と名古屋ー新大阪間ではこだまが1時間に2本のみというまことにお粗末な内容となっている。

東京側についてはこだまに統一というのは理解できる。のぞみやひかりの通過待ちをしてるからこだまは遅いのであって、それがなければ地味に速いんだよ。

こういうときはオペレーションをできるだけ単純にする必要がある。

んで、JR東海としては通常こだまが1時間に2本だからそーする、というような単細胞な考えでそーしているのだろーけど、これはまったくおかしい。

誰がどー見ても、こだまにのぞみ、ひかりの乗客が殺到してくるのは間違いないわけで、できる限りの増発が必要。

といっても、特に暫定終着駅となる浜松駅の処理能力には限度があるので、1時間に4本といったところだけど、やらないよりはずーっとマシ。

また、名古屋側についてはできる限り平常運転できないのかと。

現在の名古屋駅や名古屋の車両基地は東京側からの折り返しばかり想定している構造ではあるものの、本来なら3年後に名古屋までリニアが暫定開業していたはずであって、そのときには名古屋発着の新大阪・博多方面行きが多数走っていたはずなのに、その準備をしてきたように思えない。

それでもドライヴァーを1号車と16号車の両方に座らせるなどやる気になれば、大半の列車は名古屋発着にできるはず。

これは単なるバックアップだけでなく、今後の東海道新幹線のあり方として取り組まなきゃいけない課題。

また、豊橋と三河安城で折り返しができない構造なのも痛い。

できる限りすべての駅で折り返せるようにして、最小限の被害で止血できるようにしてもらいたい。

ただし、熱海と新富士は必要ないと考えている。

熱海は通過レーンがなく、停車レーンで折り返すと回送列車を通さなくなってしまうためダイヤの復旧に支障が出る。

新富士は他に鉄道が通っておらず、ここで折り返したとすると富士駅まで大量の乗客を運べるだけのバスの手配がバスドライヴァーのいない現在では不可能。

どちらの駅も両隣の駅までそんなに離れていないのが幸い。

リニア建設の大義として東海道新幹線の二重系化を訴えているけれども、それなら東海道新幹線自体を二重系とまでいかなくても1.5重系化してもらいたい。

②「並行在来線」のバックアップ機能の低さ

浜松ー豊橋間って本数少なめで3両編成が多く、元から青春18きっぷシーズンはプチ鬼門なんだよね。

臨時も出したみたいだけどやっぱり3両編成😨

こーゆーとき、JR東日本は割と早期に結構長い編成の臨時快速を投入する。

昔のひたちなどの車両をある程度残しておいて、臨時列車やチャーター列車用にしているため、そーゆーことが可能になる。

その点JR東海は短い編成が多いうえに、余剰車も少ない。

上記の臨時列車は飯田線を走る特急伊那路の間合いらしいけども。ぶっつけ感は否めない。

JR東海もこーゆーときのためにある程度余剰車を持っておく必要があり、北陸新幹線敦賀開業で余っているサンダーバード・しらさぎ用の車両をJR西日本から買い取ったり、新形式への置き換えが発表されているしなのの現車両を残しておいたりして、10両以上の長い編成が組めるようにシミュレーションしておく必要がある。

まあしなの自体があずさと組み合わせて東海道新幹線のバックアップ列車なんだけどね。

③他の路線が役に立ってない

並行在来線を足蹴にしてでも北陸新幹線を造るべき大義として東海道新幹線のバックアップだというんだけど、

話にならない😰

それでもある程度臨時便出したり、全席指定のかがやきを自由席のはくたかに置き換えたり、北陸新幹線は頑張ってたみたい。

このほか近鉄や

JALも動いた。

JALやANAは割とこの手のことをよくやるので、シミュレーションを持っているともいえるけど、JR東日本、JR西日本、近鉄はシミュレーションないなかで、焼け石に水といったところ。

当のJR東海が最も東海道新幹線のバックアップを本気で考えていないことが浮き彫りになったとはいえ、他の事業者だって常にそれを念頭に置いていれば動きは変わったはず。

JR東海はこれまで皇帝と呼ばれた葛西会長を筆頭にして、東海道新幹線には指一本触れさせないという態度を取ってきたけど、いざJR東海がポカをしてみたら自分で自分のケツを拭くことができないことがわかってしまった。

これからは東海道新幹線が長期に渡って止まったらどーしよーか、ということをもっと多角的に考えなきゃいけないよ。

具体的には国交省が音頭を取ってJR東海のほかJR東日本、JR西日本、小田急、名鉄、近鉄、JAL、ANAで円卓を囲み話し合う場が必要だと思う。

座長は都知事選に出てたAIの人がいいかな。

事前に智慧を出し合えば、もう少しは動けることもあるはず。

JR東海は事故については究明していくだろーけども、バックアップについてはなーんにも言いそうにないから、国交省が締め上げなきゃダメだよ。

できれば裸の皇帝様が生きてるうちにフルボッコにしてあげたかったけどね。

とりあえず復旧何より。

それじゃあバイバイなまらステ🧡厚沢部煮切でしたっ✨

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