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口内炎にはビタミンCという思い込み

大学生の頃は、仲の良い友人たちとよくオール(夜通し寝ないで飲んだり話したり)をしていたものです。

寝不足がたたり、口内炎ができることも多々ありました。

毎日のようにアカペラをやっていた当時は、ボイパをするにも口や舌が痛くてだいぶ悩まされた。(自業自得である)

当時、寒い時期に口内炎ができた時は、コンビニで売っている「ほっとレモン」もしくは「ほっとゆず」を飲み、味噌マヨディップの野菜スティックを食えば数日で治ると思っていました。

口内炎に沁みるけど、ビタミンCを摂っておけばなんとかなるだろうと。

実際、治っていたし。


あれから月日を経て、結局口内炎には何が一番効くのか?とふと思い、調べてみた。

…結果、大事なのはビタミンCではない。

正確には、大事なのはビタミンC「だけ」ではない、といったところか。

どうやら口内炎の治療には、ビタミンBの方が重要らしい。

ビタミンB1→神経機能を調節し疲労やストレスを緩和する働き
ビタミンB2→粘膜を修復したり細菌への抵抗力を高めたりする働き
ビタミンB6→皮膚や粘膜を修復する働きや、糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーに変えて疲労を回復する働き

中でもビタミンB2は、“発育のビタミン”と呼ばれるほど、成長促進や健康な身体を維持するために欠かせない栄養素なのだそうな。

もちろん、ビタミンCにもしっかりと働きがあります。

ビタミンC→口内炎の原因のひとつであるストレスに対しての抵抗力を高めたり、炎症や傷を癒したり免疫力を高めたりする働き


痛みを我慢して、すっぱいものを飲んだりする必要はなかったんですな。

社会人になってからは、チョコラBBにもよくお世話になってます。

まずはきちんと野菜を食べて、必要な栄養素を食事から摂ること。

最近寒くなってきましたし、正しい知識で健康に留意しつつ、今年の秋冬も乗り越えていきたいところです。

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