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kyokota(きょこた)
2022年1月22日 20:12
この巻は愛でしかない、と思った。私は羽海野チカさんの愛に「この世界はなんて計りしれない!!」と思った。何も持っていないからこそ将棋に打ち込めた零くんに大事なものができていく。昔のマンガやドラマの定石であれば、何かを得るためには何かを犠牲にしなければならなくて、それが美学になっているものすらあったように思う。羽海野チカさんは、大切なものも手に入れていいんだよ、そして一緒に、精一杯考えて新しい強さ
2022年1月13日 20:47
瀬戸内寂聴の不倫相手の娘が書く、父と母と愛人。瀬戸内寂聴さんが亡くなり、新聞で井上荒野さんの文章を読んだ。この追悼文によると、寂聴さんと彼女の父親が不倫をしていたらしい。さらに、そのことを題材にした小説を荒野さんは書いているらしい。一体どんな物語なのだろう。話は、男の妻と愛人の両方の視点で交互に語られる。男女の仲になるきっかけ、男が語る嘘の数々、また別の女。妻も愛人も、その後成長し小説