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「紙とペン」があれば、タスクシュートは0秒ではじめられる。

「タスクシュートって難しいんでしょ? 面倒くさいんでしょう?」
いえいえ、そんなことはありません。紙とペンがあれば、今すぐにでも始められます。

時間を意識して使い、日々の生活を整える。
「朝だけ」みたいに部分的に始めてもOKだし、どのくらいやるかは、その人次第。自分のリズムにあわせて、ちょっとだけ試してみませんか。


タスクシュートって何?

時間を豊かに使うための、タスク管理のメソッドです。
1日を単位とした「プラン」→「ログ」→「ルーチン」、そしてまたプランから始まるサイクルが基本。これを自分に合うようにチューニングしながら、日々まわしていきます。

理想に燃えて、いきなり1日を管理しようとすると無理がたたります(笑
まずは「今日絶対やる!」ということを、3つだけ厳選してスタート。

実践ツールは、PCやスマホで使えるアプリが知られていますが、紙でもOKなので、手帳・ノート派もぜひ!

タスクシュートの はじめかた

では早速はじめてみます。まずはプランから。

1.プラン

  • 今日の日付を書く

  • 今日やること(タスク)を3つ書く

  • タスクにかける時間をかく

プランを書く【タスクシュート】 ※(  ) 内の数字は見積もり時間

書いたタスクは1分でもOKなので、基本的に必ず着手するのがルール。
見積もり時間は、予想が付くものはその時間。今日中に終わらなくても良いものは少なめにするのがコツ。

「出来るかな」「時間かかりそう」なんて、大変そうな未来を予想して、やる前から心が折れたり逃避行動に走る前に(笑)「このくらいなら出来るだろう」っていう数字を書いておくと◎。
着手ハードルをこれでもか!と思うくらいに下げておくと良い感じです。

気が乗れば延長戦をするも良し、そうでなければまた明日。ちょっとでも手をつけられれば、その分は確実に進んでることに。
タスクを終わらせるより「着手する」ことにフォーカス!

2.ログ

  • 開始時間を書く(タスクを始めるぞ!という合図)

  • タスクをやったら終了時間を書く

ログを書く【タスクシュート】 ※ 時間の「:」を省略すると、省スペースで速記できる!

私は基本的にプランは青、それ以外(ちょっと記録を取りたくなったり割り込みが入ったり)は黒ペンで書いてます。

ログをとると、気づきが多くて未知の自分に会えたりするのが結構面白いんだけど、今に集中できるっていうのが一番のポイントかなと思います。

時間を入れて開始宣言、ちょっと横にそれそうになっても、このノートが目に入ると「コレやってるんだった」と今に引き戻してくれる
何かで中断しなきゃいけないときも、ノートに書きだすと、意外と冷静でいられたりするのが不思議です。

タスクをやるときに、順にタスクの頭に番号を振っておくと、結構便利です。これを利用して、「3の続き」とか、詳細を取りたいときに「3 > メールで確認」なんて書き方もできたりします。

3.レビュー

  • ログを眺める(今日の出来事を客観的にみてみます)

  • ルーチン化するものなどを確認

  • タスク数をチェック

レビュー【タスクシュート】※ そしてルーチンへ。

すべて着手(先送り0)ならミッション・コンプリート!
そうでない日も、自分が今日どれだけのことをやったか、それを眺めるだけでも充実感がありますよね。

明日も続けてやるものは「ルーチン」という括りにして、翌朝、またプランに入れていきます
今日、少し余裕があったなら明日のプランには1~2個新しいものを加えてやってみる。ちょっとキツかったら少し減らしてみる。
そんな感じで自分と相談しながら、時間の使い方をうまくチューニングしていけるとGoodです。

このタスクシュートの手法を、日々の手帳・ノート生活に、うまく取り入れられると、落ち着いて生活をまわしていけるのではないかと思います。

タスクシュート手帳について

この紙とペンを使ったタスクシュートをもっと効率的に出来るように、PDF版の「タスクシュート手帳」というフォーマットも用意しています。

タスクシュートの手帳チーム内でも、いろいろ試しながらどんどんバージョンアップ中です。(前回のチラ見せに続き、今回もちょこっと ↓ )
他にもいろいろ企画中。

新しいバージョンもみなさんが使えるようになったら、noteでもお知らせします。楽しみにしていただけると嬉しいです。

<ちょっとお知らせ★>

2024年 4月7日(日)15:20 - 17:10「タスクシュート手帳の会」、東京神田でのリアル会場とオンラインの双方開催となります。
手書きでのタスクシュート(紙・iPad)について、セミナー形式や、集まった方々とお話ししたり…という会です。ご興味があれば、ぜひこちらからお願いします。


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