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マフィアか老害か

おはようございます。 地元で、頭を掻き毟る日々の私です。

突然だけど、メキシコ時代、私の最大の敵は裏手のマフィアだった。

敵、なんて言葉を使ってしまうと、マインドフルネスとか瞑想とかやっている、善の自分がいきなり吹っ飛んでしまうんだけど、普段、「世の中に悪い人はいない」とか、「相手に祝福を送ろう」と思うことにしてるにも関わらず、それがどうしてもできないのがマフィアをはじめとする、「似ても焼いても食えない不毛な人々」だった。

いきなり大音量で2日夜通し音楽を鳴らす。相手はドラッグ使用で正気じゃないし、私たちには計り知れない力を持ってたりするから、何度警察に電話しようが、役所の苦情係に言おうが全く効果なし。

おまけに住人同士は派閥があり、みんなで一丸とならないから、動くものも動かない。こうして、いつ始まるかわからない暴力ゲームの麓で、一般庶民は、息を凝らして暮らすしか、方法がないのだ。

そもそも、マフィアは厄介だ。
銃撃戦に市民を巻き込み、目をつけられたレストランはとことん搾取され、女子供を誘拐すると脅され、家族ごと、国外に逃げるなんてケースもある。
私の知り合いは、それでスエーデンに逃げた。どうしてスエーデンだったかはわからない。

 
だから、日本に帰りついた時、私は微笑んだ。
ここには銃撃戦も、大音量の騒音も、ひったくりも誘拐も、訳のわからない言いがかりをつけて、人から何かを盗もうとする人もいない。
 
ここは平和で安全な国なのだ。

・・・と思ったのが間違いだった。

私にとっては、訳のわからぬ古臭いルールがやたくさんある。
それ、何のためのルール?
ルールの為のルール?
そんなことにがんじがらめになるの、馬鹿馬鹿しくない??
・・・と思うこと100万回。

どうやら、ルールの多くは、昭和の時代に作られたまま改竄されず、日本社会のマジョリティ世代(つまりお年寄り)に焦点が合わさっていて、それが心地悪いんだな。
 
でも時代は急速に変わっているし、周りの国も、他の世界もどんどん進化してる。バブル崩壊以降、この国が沈みゆき、かつ貨幣価値が著しく落ちているのは、いつまでも古いやり方に固執して、そんなやり方が当たり前だと思い込む人が動かないからじゃない?

個人的なことで、現行のやり方を主張するお年寄りと、やりあった。

「郷にいれば郷に従え」という彼ら。
いやいや、無理ですってば。
それおかしいし、そんなのさっさと変えた方がいいってば!

だけど、これまでもずっとそんなやり方できた彼らが変わるとは、とても思えない。うーむ、再び脱出か・・・?
 
素敵なお友達に、恵まれている私。
でも、この人生がゲームだとしたら、古いルールの中で、私は遊べない。

マフィアと老害、もしかして、同意義だったりする??
そしてこういうこと、どこに行ってもつきまとう?

だとしたら、どちらも辛抱強く立ち向かうしかないのかな。
うーん、煮詰まるので一旦脱出してきます!

逃げるが勝ち。笑



 

 

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