Kyokita ここで誰かと知り合えたら奇跡

メキシコの海の町からこんにちは。色んなところに出掛けていって、色んな話しを聞くのが好き。

Kyokita ここで誰かと知り合えたら奇跡

メキシコの海の町からこんにちは。色んなところに出掛けていって、色んな話しを聞くのが好き。

最近の記事

【新しい時代】

1日過ぎちゃったけど、春分だったから願いを書こう。 昨日、職場でニュースを見て「えー!!」となった。 一体どうしちゃったんだろう。 有名な人の側にいるから、耳元で、悪魔の囁きをする悪い輩が近寄ってきたんじゃないかと、懸念してる。(それで洗脳、とか昔ニュースで見たことがあったっけ。) いずれにしても、私は彼が大好きなのだ。 国民全てに、夢を見せてくれた人。 歴史上、ここまで多くの人々に、夢を見せてくれた人っていたっけ? いなかったよね? 誰も出来なかったことを、でも、

    • 自己紹介

      体内年齢にフォーカスすれば、人生の折り返しを過ぎた頃。 だけど、やりたいこと、知りたいこと、挑戦したいことが、私にはまだまだたくさんある。 転勤族の家に埼玉で生まれ、九州で育った後に、大学進学の為再び東京へ。学生時代は、ひたすら時間を捻出しては、国内外を旅し、旅をしながら、人の幸せについて考え、その問い掛けは今でも変わらない。 だけど、第二の人生をスタートしはじめたあたりから、少しだけわかってきたことがある。 それは衣食住、そして自分の属するコミュニティーがどれだけ大切

      • ぬくもり

        多分、今の日本に一番必要なもの。 そして私が一番大切に思うこと。   子供の頃、小さな公団に住んでいて、近くの銭湯に通うのが日課だった。 時には家族と。時には幼馴染みと洗面器を抱えて。 男湯に入ると、背中に彫り物をしたおじさんが何人もいて 皆黙って身体を洗っていて、だけど風呂場で転んで泣いた時などは、誰かが介抱してくれた。 女湯に入れば、赤ちゃんを連れたお母さんやおばあちゃんが 気持ち良さそうに湯船に浸かっていて そんな銭湯が、私は大好きだった。   みんなが鎧を脱いで、

        • ニセコレポート・ダミアンの話

          「Kyokoも、ちょっといかが?」 キッチンが一番混雑して、ワイワイガヤガヤする8時頃、小腹が空いたなと覗いたところで、こうダミアンに尋ねられた。 最近入った、新入りのフランス人。   「何作ってるの?」 「マフェだよ。」 「マフェ??(パフェじゃなくて?)」 「そうだよ。マフェだよ。」 まるで、世界中の人が知っているかのように、自信たっぷりに言う彼。 調べると、セネガルの家庭で食べられている料理だった。 「でもどうしてフランス人のあなたが、セネガル料理なの?」

          ニセコレポート・ピーターの話

          ピーターが、入寮するという噂は、少し前から聞いていた。   ”Kyoko、俺、今日からこの寮で厄介になるから、よろしくな!”   予定日に現れた彼は、そう言って、意気揚々と誇らしそうだった。 この山にある会社の寮は4つ。 中でも、彼が最初に入った寮は、一番カジュアルな「4人部屋」で、寮費は無料。 が、一見聞けば良さそうに見えるこの寮、住人30人に対して、洗濯機は1台、キッチンは、彼の言葉を借りれば、「想像しがたい位に汚い」らしい。   そもそも私が、皆に恐れられはじめ

          ニセコレポート・ピーターの話

          ニセコレポート

          中国の旧正月が終わって、やっと余裕が出てきたので、今更ながら、ニセコのレポートを書こうと思う。 今季で2度目。1度目は今から9年前で、日本の中で、遂に、英語で過ごせる環境が出来たと嬉々として出掛けるも、惨憺たる思いをしたので、今回、全く期待がなかったものの、別ポストの契約が一向に進まないことに業を煮やして、”渋々”来た、というのが本音。 11月にシーズンが始まって以来、人手不足も手伝って、今日に至るまで、恐らく通常シーズンの2人分くらいの仕事を、メキシコモードから一気に切

          ニセコの雪崩事件について

          起こるべくして起こってしまった、と思わせられる事件。 その日は、今季「この気象、明らかにおかしいよね?」と感じる日の中でも、取り分け温かい1日だった。 前日からの春のような日差しに、歩きながら、ジャケットのファスナーを開けないと汗ばみ、山や道に降り積もった地表は剥き出しとなり、木々に降り積もった雪は溶け、山全体が裸ん坊になったような、そんなおかしな気候だった。 そんな日だったにも関わらず、ツアーを催行したのは、ビジネスを優先してしまったからだろうか?関係者の方には心から

          マフィアか老害か

          おはようございます。 地元で、頭を掻き毟る日々の私です。 突然だけど、メキシコ時代、私の最大の敵は裏手のマフィアだった。 敵、なんて言葉を使ってしまうと、マインドフルネスとか瞑想とかやっている、善の自分がいきなり吹っ飛んでしまうんだけど、普段、「世の中に悪い人はいない」とか、「相手に祝福を送ろう」と思うことにしてるにも関わらず、それがどうしてもできないのがマフィアをはじめとする、「似ても焼いても食えない不毛な人々」だった。 いきなり大音量で2日夜通し音楽を鳴らす。相手は

          25万円

          合宿免許で掛かる金額。 2週間籠もって勉強して、取れるんだって。 ちなみにこれ、安いところで、下手すれば30万円以上掛かったりする。 うちに来て、働いていいよって言ってくれた人が、「でも来るなら、免許取って来てね」というので絶賛悩み中。 この夏知り合ったイギリス人の女の子は、書類に書き込んだだけで、日本の免許が取れた。 私の免許証はメキシコで取ったもので、条約が違うから、書き換えのテストを受けなきゃいけない。   別のインド人の知り合いに聞いたら、書き換えテストは、厳し

          台風14号に備えて

          台風が近づいて来てる。 メキシコで、数年前に散々ハリケーンの受難にあったので、正直ゲンナリ。 なぜなら、それは深い爪痕を残していくこともあるから。 どんなに準備しても、来る時には来るし、完璧はない。 だからこそ、最低限の準備は必要だし、自分用メモとして書いておきたい。 **** 水、懐中電灯、電池にろうそく。 避難時に持っていけない貴重品はビニールに入れて、タンスの奥などにしまっておく。 避難用バッグの準備(着替え、ビーチサンダルに室内用スリッパ、寝袋、ビニール袋

          人生楽しんだものがち

          参加してるオンラインサロンの、オーナー氏が、めっちゃ楽しそう! 前言撤回、決定変更、無限大。 時に悪魔めいてて、時に、こちらの開いた口が塞がらないこともあり、 メンバーである私達は、べそをかくこともある。 普段はのんべんだらりと、聞き専の私も、時に、”ちょっとちょっと、それ、困るやろーーーー!”と、ご意見申し上げたくなることもあれば、「もうやめたるわ!」と周囲に宣言したことも、1度や2度ならず。 それでも、毎朝いそいそと、朝のお話会を聞きに行くのは、ずばり一言。

          若いお友達に捧げる一節

          今悩んでるあなたへ。 ***** カマスとは攻撃性が強く、近くにいる小魚を襲って食べる魚です。 同じ水槽にカマスと小魚をいれると、カマスはあっという間に小魚を食べてしまいます。 そこである実験をしました。 水槽の真ん中に透明な仕切りをし、カマスと小魚達を別々に区切ってみたのです。 すると、カマスは小魚を食べたくても、仕切りがあるので食べられません。 やがてカマスは攻撃するのを諦め、小魚を食べるのも諦めてしまいます。 しかも、いざその仕切りを外しても、カマスは小魚を食

          年齢制限・続編

          先日のエッセイに対して、面白い意見を貰ったので、再筆したいと思う。 前回は、募集しているはずの求人に問い合わせをしたら、「年齢制限で引っかかって、秒で断られた話」だった。 けれど正直、職種を選ばなきゃ、仕事は、何かしらあるはずだということを、私達は知っている。 問題は、私がその仕事が良かった。言い換えれば、”楽しそうだった”、それと、”カレーが食べれるかも”という甘い期待があったこと。  しかし、そんな私の淡い期待は秒で却下され、悲しみにくれた私が、同年代の友人にそれ

          年齢制限

          地元でプラプラしてて、お金を使う一方なので、何か簡単なバイトをしようと思った。   ちなみに今、色々な健康診断をしていて、遊んで暮らしている訳ではない。   何かないかと街をパトロールしているところに、インドレストランの広告が目に入った。 「土日アルバイト募集中!」 これ、私やん! 嬉しくなった私は早速、店に入っていった。 出てきたのはオーナーのインド人。 「アルバイトを探していますか?」 私の顔をまじまじと見て、彼は一言。「いえ、探していません」 「あれ?外にポ

          老いるということ

          帰国して以来、色んな方から差し入れを頂いたり、草刈りや、古くなった家のドア修理を助けて貰ったり、本当にたくさんの方に助けられて、感激の日々を送ってる。 がそんな中で、気になることがある。 それは、「親の高齢化問題」。 私は比較的早めに両親とも亡くしたので、以来気が抜けた、というか、がっかりした、というか、心配する肉親がいなくなるということが、これだけ自分に大きなインパクトを与えるとは思ってなかったので、今は、自分に与えられた「おまけの時間」だと思ってる。    そして、親

          真実

          (下記に刺激が強いビデオが添付されてます。銃撃音がするので、苦手な方はご遠慮下さい) 真実が見たい、と言う友人に昨日送ったビデオ。 夜更の銃声はしょっちゅうで、その場に居合わせて、走って逃げたこともある。 報道されるだけマシ。表に出ないことも多い。 常に危険と隣り合わせだから、絶対気を抜かない。 通常は日が暮れるまでに帰宅する。 タクシーから降りる時は、1ブロック前で。(どこに住んでるか誰にも知らせない) 歩きながら、携帯画面を見ない。(ひったくり防止) 車の横を歩く時