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#7 アルゼンチンを破ったサウジアラビア、UAEUの学生はどう捉えたか?FIFA Qatar

أهلاً

(アハラン=Hi! / やっほー)

こんにちは Kyokoです。2022年秋~2023年夏までUAEUにて交換留学中です。FIFAワールドカップは観賞していますか?私はしていません🤣

しかし、何かとサウジアラビアと仲のいいUAEでは、サウジアラビア対アルゼンチンの試合を見ている人が想像以上にいて、少し盛り上がっているように感じました。想像以上、というのはなぜかというと、こちらには部活やスポーツサークルの文化がなく、日本に比べるとそれほどスポーツにハマったり、選手になるほど鍛えたり、熱狂して観戦するという文化があまり見られない印象だったからです。


こんなに都会、カタール。(首都ドーハ)

今回の開催国カタールは、UAEに似ていて、天然ガスの産出で豊かな国を築いているエネルギー資源国。国民の構成も、約1,000万人の人口のおよそ1割が純国民で他は外国人労働者が占めるUAEと酷似しており、カタールの国民約290万人のうち純国民はわずか1割。UAEと同じで、インフラ、サービス、製造の現場はそのほとんどを外国人労働者の労働力に頼っています

カタールはサウジアラビア、UAEの隣国。

さて、先日のサウジアラビアVSアルゼンチン戦は、予想外のサウジアラビアの勝利。世界中、特に中東圏が沸いていたようです。なぜなら、中東の国がアルゼンチンに勝ったのは史上初とのことで、サウジアラビアはなんと今年より、11月23日を正式な祝日に制定。これは国内の労働者、学校に通う学生たちにも適用されるとのこと。その日はたまたまUAEUの友人の部屋で試合を30分ほど観戦していました。私の関心は結果を見ずに部屋を去った程度のものでした🤣そして試合終了後、UAEUの学生たちからサウジアラビアが勝った!と知らせを受けることになります。

友人の寮の部屋にて。試合開始から76分経過時。

私としては、祝日にする!?と驚くばかりでした。というのも、スポーツ観戦がをこよなく愛する母親を持つ私ですが、私はというと実はそんなにFIFAに目を向けていなかったのです。そしておそらく、個人的な祝日へのハードルが高いのか、強国アルゼンチンに勝ったからといって祝日にする必要はあるのか?!という気持ちでした。

統計をとったわけではありませんが、個人的な印象として、UAEUの学生(男女別キャンパス・寮ゆえ女子学生のみ)には、祝福している派と「すごいのは確かだけれど記念日にしなくても、、」派がいました。前者の言い分は、サウジアラビアが勝ったなんてすごい!中東全体として喜ばしいこと!。後者の言い分は、記念日にすることで敢えてこれまで勝てなかったという中東諸国のサッカーの弱さが浮き彫りになってしまう!といったもの。

私は3ヶ月前の留学開始から今日まで常々、戒律遵守に差はあれイスラーム観、地域色はあれ似通う挨拶・会話の仕方、多様な方言を超えて意思疎通を可能にするアラビア語など、中東諸国の横のつながりの強さに驚かされてばかりです。

12月2日は、1972年に誕生したUAEの建国記念日。来たるこの日は、51回目のNational Day。九州の田舎の私の母校は、私が卒業するときに140周年記念だったことを思い出すとどれほどUAEが新しく活気に満ち溢れた国であるかがわかります。また、11月に入った頃からUAEU内は国旗、国旗の色のデコレーション、国旗の色を取り入れた服を着た学生が増えるなど、学校がUAE色で溢れています。(至る所に建国の父の肖像画が見受けられるので、珍しいわけではないですが、、🤣) 愛国心が強いのか、催しが好きなのか、理由は定かではありません。探ります。

(先週の食堂の一角)

National Holidayの催しについてもブログを書くので、お楽しみに!

コメント、ご質問、お待ちしています。それでは

🇦🇪مع السلامة 

(マアッサラーマ=またね)

YouTubeのvlogもぜひ

Kiki in UAE vlog [#01_22'08 ] A Japanese Exchange Student in the UAEU #UAE留学 #交換留学 #中東留

画像はcanvaより


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