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田舎暮らしの仕事創り3・地域創生の誤解とトラブル

田舎移住ブームももう10年は経過している?
2014年に地方創生が発表されたので
大体それくらいなのかな?

私はといえば時の流れは恐ろしく20代半ばで
田舎移住して(介護で一時帰省中含め)
トータル19年、もう20年になる。

私が田舎移住した当時は…など切り出したら
ババアの苦労話マウントみたいで気が引けるが
確かに昔と今と違う点は

田舎移住者に対する偏見が大幅に減った

こと。変わり者・ワケアリ・逃亡者・詐欺師

など避けられる要素は減ったとは思うし、
実際に私含め変わり者で逃亡者は多いだろう。
当事者の自分が気づいたのは今更だけど…。

と本題に入って、国の地域創生により
田舎暮らしのハードルは低くなり
待遇も良く自治体それぞれに政策や企画があり

住まい・学費・医療費・仕事など
移住者を受け入れる体制(特典)が出来た。
中でも『定住目的の仕事』のサポートとして

新規就農制度や地域おこし協力隊、
起業者に助成金や雇用企業に助成・補助金など
移住者が定住しやすくなるための猶予期間を
サポートして未来に活躍・還元してもらう策

ただ、仕事だけでなく人間関係が濃い田舎。
様々な田舎と都会、個人の価値観の相違で
最終的に移住定住を辞める人(隊員)もいる。

地域創生はメリットもあるがデメリットもあり
地域おこしの為に頑張ろうと意気込んでも
痛い目に遭うこともあるし、
痛い自分を晒すこともある。

もう一度言うけど痛い自分を晒す盲点。

私の体験談でもあるけど、
自分なりに仕事で経験した知識や実績を活かし
地域の困り事を助けることに熱くなっていた。

こうしたらいいのにと歯痒い所が沢山あり
頼まれた以上に良かれと思って改善策を
熱弁し実行する為に巻き込んで、動きが悪いと
『これだから田舎はダメと言われるんだ』
だなんてぐちぐちストレスを溜めたり。

完全に順序違い・勘違いの正義でトラブルも。
善い行いであれどありがた迷惑…。

地域創生、地域おこし。

知識ある(と過信した)方が慣習無視して
ダメ出ししてズケズケ正論をいうのではなく、
本来必要としている事が無自覚の集落の人々に
問題点に対し支援が必要と気付いて貰うことが
大事であり無自覚状態では斜に構えてしまう。

思いやりのつもりがただのお節介で迷惑で
お互いに分かり合えないから失敗に繋がる。
熱やスピードや重要部分が違うから苛立つ

もっというと常識や計算もズレがあるし
自分なりの自信やプライドがあり、
立ち位置からの見え方が正義、その他は悪。
最初の頃は仲良くても離れてしまう人もあり。

どちらか片方が悪いわけではない。
ただ私の場合には冒頭に書いた
変わり者でワケありの逃亡者
(元々都会で周りと馴染めない性格)だと
20年ほど経過して自覚してから、
地域活性化を目指した若い頃を思い返すと
自分が相手を理解する能力が低かったから
1人カッカしていたと反省している。

慣習を受け止めて順序や伝え方を変えることと
1人になってもやり切って見本を作ることが
ストレスやトラブル無く任されることも増え
自由度があがりながら地域に役立てると思う。

具体例を書いた方が伝わりやすいと思うので
また続編として移住者が地域創生で揉めた話を
記載しようと思うのでフォローお願いします

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