田舎暮らしの仕事創り12.農作物や工芸品を作る喜びと不安定まで楽しむには
田舎暮らしをして農業や酪農
林業・漁業など第一次産業をしたい
創作活動をしたいなど
自分の手や技術で何かを作ることを
田舎で実践して暮らしたい人に対し
田舎で家業としている経験者も、
経験したことが無い人も
『大変だよ』という人は多い。
その理由も想像できるだろう。
農作物を作る喜びと不安定まで楽しむには
なぜ第一次産業は不安定だといわれるのか
農林水産業の大変なところは
・天候によって仕事が左右される
・体力が必要、体を壊すと仕事できない
・時給にすると数百円にもならない
・不作豊作の年がある
・収入のリズムが一定でなく不安定
ということがある、
要は予定通りに作れてお金になることが
保証されていないということ。
自分の責任以外の天災不作・風評被害がある。
サラリーマンとは違う時間軸・収入方法であり
自己管理能力が高く必要である事。
創作活動の不安定なところは?
木工・ガラス・陶芸・折染物など工芸品を
創作活動を『仕事』として『収入の柱』に
する場合には、売れないといけない。
好きなものを創ってギャラリーに飾り
みてもらうだけなら純粋に喜びと楽しみがある
しかし売れた収入が生活を左右されるなら
販路や売れる商品作り(作品との差)を
身につけないと生活と心が不安定になり
創作活動にも支障が出る。
作る喜び中毒で見落としに注意
創作活動にありがちだけどお金は気にせず
創りたいモノをつくるこだわりやプライドは
素晴らしいし憧れる生き方でもあるし
応援もされやすい。
それは否定しないけど、もしそんなあなたの、
犠牲になっている家族やパートナーがいたら
その事に気が付いて気を配る必要がある。
何も言われないから平気だと勘違いしてはダメ
きちんと感謝を伝えるべきだし
支える側の気持ちに気づくことは大事。
不安定も楽しめるようになる現実的な方法
不安定を楽しむって不謹慎に思う人もいるけど
不安定はつきもので、避けることは難しい。
天候や他人のコントロールは出来ない。
だからこそ不安定を視野に入れて
トータルで仕事を楽しむ気持ちが必要である。
現実は収穫の収入が無くても生活できること。
ある程度リスクを考えた金銭面の蓄えは必要。
生活が出来る・出来ないで不安定・安定になり
生活不安はうつ病など精神的にも支障が出る。
それを防ぐため不作時や閑散期に暮らせる貯金
もしくは副業などで収入補填すること。
認めたくないかもだけど生活費確保は基本だ。
誰かにサポートしてもらう場合にも
感謝と相手の気持ちを理解しよう。
場合によっては引き際も大事
やりたいことを仕事にし、
周りからも期待され応援されると
その姿ではない自分はダメだと思う人もいる。
不安定な中で成り立たないことを知った時、
潔く辞めたりバイトしたりする勇気もなく
見栄の果てに心を失ってしまう人もいる。
プライドが邪魔して苦しい・辛い・助けて、
と言えない人がいる。
その時点で粘るも自分、逃げるも自分、
ガッカリされるかもしれないけど
引き際悪い方がどんどんガッカリされる事も。
この引き際は他人ではコントロール出来ない。
自分が納得できないと精神的に病むこともある
やりたい仕事をする楽しみは苦悩とも紙一重
私は引き際悪く、恥を忍んで逃げている。
良い報告、笑い話にできるまで黙って疎遠だ。
これは自分でも辞めれないが捨てるモノも多く
決していいこととは思っていない。
だからこそいう、引き際も大事だと(笑)
ただ厄介なのは私自身、全て楽しんでいる事。
空気が読めないまま貫いて、
いつか全て繋がる未来に期待している。
これは田舎で農林水産業や工芸だけでなく
スポーツ選手、音楽家、俳優、デザイナー
漫画家にスタイリストといった
クリエイターに通じるものもある。
どうかご注意を…
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