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することがない暇も病の元・FIREに不向きな人

以前に書いた休めない病について↓

と逆の話でもあり。今回はFIREについて。「Financial Independence,Retire Early」の
頭文字をとったアメリカ発祥の生活の一つで、

老後まで安心できる資金や収入源を確保し
早期リタイアして資産運用しながら
悠々自適に暮らしていく的なこと。

何だか田舎暮らししたい人にも似ているような
大抵の人がが生活の安定を手に入れて
死ぬまで心配事なく穏便な生活を送りたい。

このFIREには様々な答えを持つことができる。
中には自立した暮らしをしてお金関係なく
ポランティアで社会貢献して充実する人。
趣味に没頭し、同じような仲間がいる人。
心身元気で旅をしながら記録を伝える人。
資産運用や形成のアドバイスする人。

何かしら趣味や経験を活かして人と関わり
健康的に活動ができるアクティブタイプ。

ただただ会社や人付き合いが嫌で働きたくなく
たまたま投資や宝くじで衝動的に引退した人は
辞めた後の長い未来のことまで考えられず
数日は休めていいけどのちに何をしていいか?
遊ぶ友達もいないことに気づき
趣味を探し求めて散財して長続きもせず
資産形成や運用の知識もないから減る恐怖、
暇すぎて余計なことばかり考えてしまう。

社会から疎遠になり、お金はあるのに不安、
頭を使って達成感がある日々がないから
ドンドン脳も体力も衰えて病んでしまう。

定年退職ですることや居場所がなく
うつ病になる人がいるように、
何か楽しみや目的か無い人にはFIREは
もしかすると後悔するかもしれない。

『すること』と『居場所』を見つければ
悠々自適に暮らすことが可能になる。
例えば、体力がない高齢者やインドア派でも
居場所さえあればサブスクで映画やドラマ、
ドキュメンタリーを一日中観ても
ずーっとコンテンツがあるから飽きないし
刺激もある。

ただ時折考えることもあるだろう
なぜ生きているのか?
このまま消費的な生活でいいのか?
自分の価値って何?

など忙しい時には考える暇もない事が
色々湧き出てきて病んでしまうケースもある。
コロナ禍で一気に仕事が保留になった人も
あれだけ辞めたかったのに仕事がしたいと
改めて気づいたりした。

全く孤独にも暇にも問題なく過ごせたらいい、
ただ『すること』と『居場所』がない人は
せめて1日数時間、週2でもいいからパートや
ボランティアをして気持ちにハリをつけると
何も無いより満たされる。

ただ働きたくなくない次の目的や
日々の楽しみがない人はFIREは
暇で病むかもしれない。私はリタイアする前に
『すること』と『居場所』を創りたい。
というか創り中だ。

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