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京都のかまぼこ屋 朝のお仕事ルーティン

かまぼこ屋さんは朝が早い!

私は毎朝4時5分に起床します。
この5分は、少しだけでも寝たいあらわれです。(笑)
でも、ちゃんと目は覚めるんですよ。
といいますと、友人にも驚かれたりするのですが、実はもう体内時計にはセットされているのです。
たとえ前日に飲みに行って遅かった日も、キチンと起きることができるのです。

私は趣味でゴルフもしますが、一般的に言う早いゴルフに行く日の方でも、普段よりゆっくり寝ることができるくらいなんです。

出勤途中の車から


早朝のお仕事は冬場は寒く大変なのですが、こういった綺麗な朝日も見ることができて良いこともあります。

さて、最初の私の仕事場は京都中央卸売市場です。
こちらの関連10号棟に当店の店舗があり、大体5時半時から10時まで、蒲鉾、すり身、練り製品等の出荷、卸売りを行っています。

京都卸売市場の弊社の店舗

車から持ち込んだ商品を下ろし、店舗の準備を整えたら、まずはドリップコーヒーを飲んで気合いを入れます!
お客さんが来られる前にいつものルーティンですね。

高校生の娘プレゼントのマグカップで

京都中央卸売市場の店舗オープン

ここに買いに来られるお客様の中には、飲食店などの店舗をもっておられる方が多くいらっしゃいます。
例えば居酒屋さんですと、お店で出されるメニューとして揚げ蒲鉾を使っていただいたりします。こちらのお店では「国産ごぼうのピリ辛天」と「ぎょうさん玉ねぎ天」が人気だそう。
作っている者にすると、そういうお声は励みになります。

市場の当店商品の売り場

一方おしゃれなカフェ経営の方もおられます。
ランチのワンプレートで国産ごぼうのピリ辛天等、当店の商品を使っていただき綺麗に盛り付けされていらっしゃいます。

一番人気のぎょうさんタマネギ天

本格的な和食屋さんや、懐石料理やさんですと、当店のすり身を使っていただくことが多いです。
椀物のしんじょ、揚げもの等に美味しく使っていただき、本当にうれしいです。また別記事でお客様の活用事例を紹介したいと思います。

ちなみに当店のすり身は すりたて生の料理用すり身』を二種類(揚げ物用・しんじょ用)用意してあり、季節によってははも100%のすり身・いわし100%のすり身などもあります。すり身は毎日、できるだけ低温でじっくりと擂り上げているんですよ。

すり身を擦っています

最近のコロナ禍で飲食店の方は沈みがちでしたので、お客さんとの何気ない会話がお互いを励ましあい、生きる活力が沸いてきたりします。
皆さん、誠にご愛顧ありがとうございます!


市場の風景

私は朝の市場の仕事が終わると、本社工場に戻って製造に入ります。
また今日も一日がんばりましょう!

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