嫌いな先輩というものを今ではリスペクト

ある人に、「僕の経験は誰でも出来るものではないので、これを発信することで色んな人に、そして自分にも新しいチャンスが生まれるんじゃないか」と言われたので速攻で始めたnote。これのメリットは記事を商品化したり、投稿者を応援するために寄付出来たりと情報発信だけでなく、収益にも繋がるということらしい。


だから僕も沢山の人に読んでもらって、記事を有料にしてお金を稼ぐ& 色んな人の目に触れて寄付してもらおう!!🤩🤩



、、、という安易な考えは全くなく、ただ自分の思考や行動の意味を知ってもらう事や、現時点での自分の考えをアウトプットする事で自分の考えをもう一度整理する事に使おうと思う。それが将来の新しい目標に向かう時に自分に有利になるし、自分が将来迷った時の助けになると思ったからだ。

そうは言ってもただの日常のブログを書くだけなら

①海外のサッカー選手は誰でもやっている

②みんなの方が俺よりも面白い経験をしている

③みんなの方が面白いブログを書く

という3段階のオチが待っているから、もし海外のサッカー選手のブログが見たいなら他のサッカー選手をお勧めする。特にオーストラリアにはすごい面白い&将来の為になるブログを発信している選手が沢山いる。だから面白いブログを読みたい人は是非そちらへ!!ハッキリいってそういう人にとって僕のnoteを見るのは時間の無駄だ。


僕はこのnoteにただただその時感じた事について自分の意見を書く。何も感じなければ1年間何も書かないし、めちゃくちゃ色んな事を感じたら1日に10回でも書く。本当は短く簡潔にが目標だか、残念ながらそんな能力は持ち合わせてはいないから長く真面目な文になるだろう。大学の卒業論文を思わせるかのような退屈で長いものに。それについてはあらかじめ謝罪しておこう。


今後、僕の考えと真逆の考えの人が出てくるかもしれない。そういう人は是非教えてほしいし、何時間でも話し合いたい。


昔から「おしゃべり」と呼ばれていた僕の本領発揮だ。





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長くなったがここからが今日の本題。

第1回目だからオーストラリアのサッカー選手について思う事を書く。

 結論から言うと、

「先輩達半端ないって」

という話。

僕はオーストラリアにきて約1年半、今年で3シーズン目を迎える。その間に出会ったサッカー選手は50人位はいるだろう。すごい仲良くてよく遊ぶ選手や挨拶だけの関係の選手。たくさん出会ったが、今日は僕よりも年上の先輩選手達にスポットを当てる。


はっきり言ってオーストラリアにいる先輩サッカー選手達は優しくてカッコいい。何より生き方がカッコいい。

僕は学生時代、先輩というものが嫌いだった。プライドの高い僕は、少し年齢が上なだけで調子に乗るなと内心思っていた。なおかつサッカーが上手くなかった場合は心の中で内心バカにすらしていたのかもしれない。(例えば自分がAチームにいて、Bチームにいる先輩は僕に話しかけづらいようなオーラを出していたかもしれない)要はその先輩達に対してリスペクトがなかったのだ。←本当に最低なやつだった。

だから学生時代の仲の良い先輩はほとんどいない。中には本当にリスペクト出来ない先輩もいたが、今になって思うと僕の為に話しかけてくれたり、注意してくれた先輩はたくさんいた。僕自身の素直さとリスペクトがないせいで偉大な先輩達との交流の機会を絶ってしまっていたのだ。内面の成長において、サッカーの技術は関係ない。どの先輩もが僕にとっていい見本だったのだ。そう気づかせてくれるほど、今オーストラリアにいる先輩は僕から見て憧れの存在だ。ああいう人達のようにやりたい事を全力でやって歳をとりたいと思ったのは生まれて初めてかもしれない。

このメンタル面での成長というのがサッカー面での成長を加速させてくれることにも気づいた。僕が1年半オーストラリアにいて1番感じた事は、ただサッカーの技術があるだけでは海外で成功しないという事。国が違えば評価も180度違う。日本で評価されるプレーが海外でも評価されるとは限らないし、僕自身日本で怒られたプレーをオーストラリアでしたら褒められた経験もある。そういった状況の中で、監督が何を自分に求めているのかをいち早く察知してプレーする。それに長けている選手が海外で評価されていると感じる。自分のやりたい事と監督が望む事は必ずしも一致しない。そこに対して、自分のプレースタイルに対する変なプライドはいらない。

今オーストラリアでプレーしている20代後半から上の選手は、当たり前のようにそれを感じとって監督の要望に期待以上の結果で返している。まだまだ若い僕と同年代から下の選手は、足元の技術は先輩達に引けを取らないが、やはりそういった部分で足りていないと感じる。もちろん若くてもすごい選手もいるが、相対的に見た時にその差は歴然だ。今までならそういったすごい先輩に対しても、プライドの高さから「大したことない」と自分に吸収しようとしなかっただろう。でも、先輩達の人間的魅力やチームに馴染むためのアドバイス。もっと上を目指す向上心に自然と尊敬の念を抱く事が出来た。そこにサッカーの技術の上手い下手は関係ない。

そこにあるのは僕よりも少し長く人生を経験しているというリスペクトだけだ。

だからシドニーにいる先輩達には本当に感謝しているし、もちろんリスペクトもしている。次は自分が後輩にそういった姿を見せる番だとさえ思っている。

でもやっぱり、 

いちサッカー選手としてはその偉大な先輩達を追い越したい。

という気持ちが何より強い。てかそもそも負けず嫌いだから誰にも負けたくない笑  試合したら躊躇わず足削りに行きますんでよろしくお願いします🙇‍♂️

相手に対してリスペクト出来るきっかけを作ってくれたのは間違いなくオーストラリアに来たおかげだと思う。あの先輩達に出会って嫌でも気づかせてくれたおかげで過去の自分を悔いる事ができたし、今後の相手への対応の仕方も変わっていくだろう。逆に今まで気づかなかったのが遅いくらいだが、僕にとってはこのタイミングで得た経験というのが大きい。いつか僕が自分自身でカッコいいと思える人生の先輩になれるようにこれから生きていこうと思う。

長くなってしまいましたがこれで終わり、ありがとうございました。




シドニーサッカー選手会






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