流れてく
流れるだけの歳月も
何かを積み重ねているもので
積み上げたモノの様相に
時にゾッとしたりするけれど
これも自分の答えなら
せめて優しく抱いてみる
流れるだけの歳月に
何かを積み重ねてみたものの
無常と云うには残酷で
受け止めきれず背負うだけ
エゴという名の贖罪に
せめて少しは酔いしれる
流れるだけの歳月が
いつか全てを流すなら
空を知らない雨粒も
流れ流れて消えていく
汚れた泥の吹き溜り
せめて流して消えていく
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール