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酔いどれ自決

酔いどれには
酔いどれにしか分からない
そんな恋もある

誰にも言えず
大袈裟な笑い声
そんな夜のしずく

呑んで注いでは
吐いては呑んで
ぶっ倒れて寝ちまうまで

酔いどれには
酔いどれにしか分からない
そんな嘘もある

水垢の付いた鏡
虎でも兎でもない
そんな自分を見たい

呑んで注いでは
吐いては呑んで
ぶっ倒れて目覚めなくなるまで

やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール