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頭痛

動機も忘れた切望は
未練がましい腐れ縁
頭の片隅陣取って
あれやこれやの浅はかさ

心の糸を切り刻み
風の随に彷徨いて
首尾良く為し得た気紛れに
神の陽炎真に受ける

思いつくまま生きるのは
自由気ままな不自由さ
手にした願いの行く末に
幸せ数える不幸者

止まない頭痛に悩まされ
唇引き攣る微笑みを
鏡に映して目を逸らす
こんなはずじゃ無かったと


やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール